食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

昔からある木

「木を切ることほど反知的なことはない。」

今日授業で先生がこんな話をしてくれた。事の発端は、教育学部の近くにある、樹齢100年を超すくらいの桜の木を、大学が切り倒そうとしている事に始まった。この木は西門(主に高田馬場から歩いてくる人が使う生協とかある当たりの門)の近くににょきっと斜めに生えている桜の木。この木を大学が切ろうとしている。工事に邪魔だから?大学は最近どんどん古い校舎を壊して、新しいビルを建てている。それに邪魔だから、100年間たくさんの学生を見守ってきた(別に守っちゃいないかもしれんけど)桜の木が切られる。らしい。昔から木って畏れの対象だったんじゃないいかと思う。箱根に行った時は、樹齢何百年ていうすさまじい木を見た。人間はなんてちっぽけなんだろう、木の力の前で人間なんて大したもんじゃないな。とそんな事を感じさせる木だった。ただ工事に邪魔だから切っちゃえ、というのはあまりにも短絡的で、何を考えているのだろうかと思う。これが私学の雄を自負する大学の現実か。
というわけで、最近は早稲田大好き!というのと、大嫌い!という2つの相反する感情が入り交じって非常に精神衛生上よろしくない。