食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

未来を憂う資格

最近ニュースも暗い事ばかりだし、年金は払うばっかでもらえるかわかんないし、コンビニ行ったら財布忘れるし、あーもーやんなっちゃう!!てな訳でもないんだけど。日曜日の選挙の話。

正直、日々の生活に喜びは不満は多々あるけれど、じゃあ郵政民営化はどうしたらいいと思う?年金問題はどうしたら解決する?そもそも払うべき?とか、こっちの方がいいんじゃないかな〜と思う意見はあっても確信は持ててない。それなのに、選挙。不安だ。。。込み入った事情はよくわかんない&誰に入れてもあんま変わんないっしょ。と思っちゃう。けど、もし手もとに「投票所 入場整理券」らしきものが届いていたら選挙には行くべきだ。
僕がこう考える理由は2つ。
1.日本を分かろうとするきっかけ
2.若者を軽視させない

まず1。よくわかんなくても投票しようと思ったら、ちょっとは考える。自民党が一番勢力ありそうだけど、民主党が今頑張っているのかな。この党とこの党は協力しあってるのかな、とか。よくわからないなりに、自分の生活の裏では大きな話題がうごめいていることは感じるかもしれない。自分が住んでいる街を好きになるために、毎日の生活をちょっと楽しくするために、選挙ってのも1つのきっかけになるはず。

そして2。こっちの方が力入っちゃうけど。選挙の度に若者の投票率が落ちてるってことが話題になっている気がする。実際に僕の周りでも「バイトだからなー。」とか「めんどくさいし。」とかよく聞く。まあ、朝7時に投票所に行く気もしないよねなかなか日曜日に。でも、若者の投票率が落ちている事は大問題。
候補者は、全国民の生活を良くするために!立候補して議員になって活躍してくれる(はず)だけど、とにかく自分に投票してもらわなくちゃ始まらない。そこで有権者へ向けてマニフェストなどの「自分が当選したらこうします!」という魅力的な公約を発表する。ここで問題なのは「できるだけ多く」の票を集めたいということ。つまり、「全ての有権者」ではなく「実際に投票に来てくれる人」を重視して公約を作成する可能性があるという事だ。
もしあなたが飲み会の幹事で、日にちをいつにしようかな〜と悩んでいたら、来てくれなきゃ困る、もしくはは飲み会大好き!行けなかったらすねちゃいそう…等、比較的口うるさい参加者にお伺いを立てるのでは。民主的に、多数決で物事を進める時にはどうしても物静かな人については(結果的に本人の意向に沿っていたかは別にして)そっとしておくという方法を取らざるを得ない時がある。そして大多数は、決められた日にちをどどーんと発表されてそれに合わせて行動するという人のはずだ。飲み会に1回行けなかったくらいなら別になんてことないけど、国の方向性を決める選挙において、これは困る。
20代はほとんど投票に来ないから若者のための公約なんてとりあえずおいといて、老後のケアとか今働き盛りの世代のための公約を作った方が効率的、ということになりかねないからだ。自分達の事を無視されたイベントというのは非常につまらない。もしそう思ったら、投票権を持っている人、ぜひ投票所に行ってほしい。どうしても誰にすべきか分からなければ、何も書かないで白紙投票したっていいと思う。それだってきっと一つの意思表示。
何よりも「若者だってちゃんと監視してるぜ。俺らのことほったらかしにしたら、マズいんじゃない?」という事を候補者達に示すために。
そしてあわよくば、飲み会を日程を決める時に幹事に予定を聞かれるように。(いや、違うか)

友人が選挙キャンペーンをやっているので、よかったら。日の丸ってあんまり好きじゃないけど、やはりこれは日本の国旗なんですな。僕らの国の。
そうだ、選挙、行こう