piano boy

　ドイツでピアノを勉強しているいとこが一時帰国してうちに来た。少年だなーって感じだったのに、もうスカイメイトが使えない２３歳になっていた。ということは、俺は！！？とちょと思ったりしたがスルー。

　ドラマなんかみてると、夢を追いかけてイギリスへ旅立つ女２８歳とけんかして見送りに行かない！とかいって、お互い強気で当日になっちゃったけど、実際成田まで来てみると彼の事ばっかり思い出しちゃう。試しにロビーでぎりぎりで座り込んで待ってみたけど、結局彼は来なかった…。ああ、もう行かなくちゃ。。。さようなら、たけしくん。。私はもういいの！自分のためにがんばるわ！でも、もしと思ってもう一度振り向いたら、彼がいた　　！！！！

　みたいな展開って結構あるけど、そういうシーンでよくでてくるエスカレーターなんてあったっけか？成田空港のさようならボーダーって手荷物検査場のロープの所だと思うんだけど、ドラマではエスカレーターが多い（主に５年以前のもの）。たぶん、手荷物検査場は列が進むのが遅く、別れてからも後ろを振り向いてシグナルをかわせるし、なんかだらだら別れになってしまうのだ（体験談）。あれは、友人と同じ駅から反対同士の電車に乗る時に、自分の電車が咲きに来ちゃって、乗ってじゃーね！と言ったけど、３０秒くらいドアが閉まらなかったりするときみたいな感じに似ている。その点、テレビカメラ的にもエスカレーターなら一度降りちゃえばもう見えないし、戻ってくる事もないし、ああ、もう戻ってこないってことを隠喩しているのか！と思いついてみた。