食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

そうだ、飛行機を見に

 ピーカンの週末、どこか行く予定もないけどどっかに出かけたいなーと思ったので、ふと羽田空港に行くことにした。自転車で。


 調べてみたらだいたい家から25km。往復4時間ちょいあればなんとかなるかしら。と思って昼前に飯を食わずに出発。飲み物は必ず必要なので、こないだ御買い上げした中国製サーモスのスポーツドリンクボトルにミネラルウォーターを。週末の東京の道路は空いているので走りやすい。気持ちいい。とか思っていたら、それを作品にした写真家が居た。しかも、誰もが頭の中にある風景を実際に形にする人は少ない。とも言っている。ヤラレター、と思う。誰もが思いつくけど実際に行動に移す人がいなかった仕事をして、新聞の三面でインタビューされるのと、早稲田の講演会に呼ばれるという夢、いつかかなうといいなー。


 で、皇居にさしかかったところでパレスサイクリング!知ってはいたけど、実際に自転車で走るのは初めて。片側3車線もある道路を自転車だけがのんびり走っているのが楽しい。もちろんロードレーサーもいるし、ママチャリのサラリーマンもいるし、親子連れも居る。そしておもしろいのは、歩行者用に信号は機能していて、歩行者信号が青になっている間は…、そう。車道の信号は赤。つまり、自転車が停止線で横断歩道を前にして止まっているというおもしろい状況が発生していた。車道で停止している自転車の前を、道路を横断する自転車が横切ったりとか。


 で、日比谷公園の手前でパレスサイクリングは終了し、本気モード。といっても天気もよいし車も少ないから比較的のんびりサイクリング。同じく車道を走っている自転車を観察していると、私のような軽装と、サイクルウェアを来ている本格派が半々くらいか。サイクルウェアの人々はどこから出発してどこに帰るのだろう。って家か。羽田空港へは簡単に地図を見ておいたけど、レインボーブリッジの方へ行けば良いのだろうと勝手に判断し、モノレールの線路を意識しながら首都高の近くを走る走る。海の近くはやっぱり倉庫街な雰囲気。就活をしていると「流通に興味があって」という人が結構いたのだけど、具体的に流通って何のことを言ってんだろうと思っていた。こういう雰囲気のことなのかしらん?


 昭和島を超えて天空橋を過ぎたくらいから急に雰囲気が変わって、歩行者とか自転車はお呼びじゃない感じ。だけど自転車はもうしばらく走れるっぽい。途中、地面が赤く塗装されている適度なカーブがあって、ちょっと前に自転車が居たのでなんだかバンクを走っているみたいだった。しばらく海沿いを走ったら建設中の国際線ターミナル。もうすぐ結合しそうなモノレールのレールがいい。なんでモノレールってこんなに細くてボロいレールの上を結構なスピードで走ってゆけるのだろうか。

そして工事に使っているクレーンも、トサカがついていてなかなかワイルド。

 そして飛行機が結構飛び交う中トンネルへ。これを出たら空港なのかも!と期待に胸を膨らませ突入。歩道を走っていたのだけどあまりコンディションがよくなく、暗く、車が通ると轟音で、しかも途中まで下り坂。あまりスピードを出しすぎると危険な歩道だ。すれちがう自転車もたまに来て、神経が集中してないので、衝突しないように注意した方が良いかも。
 結局あまり近くで飛行機が見れなくてがっかりではあったけど、サイクリングとしては適当に疲れて汗かいて、いい休日であった!