ロードトゥー担々麺

　中国語で麺類の事は「面」と書くため、自分のメモ程度のことは中国語で略して書く事がよくある。こないだもメモになぜか「たん２面」と書いていて、これを見られた友人にさんざん言われた。だから字がきたないんだとか、漢字をすぐ忘れるんだとか。でも、いいよねー持っている知識をフル動員して省力化を図るのであれば、それは正だと思う。

　ところで、以前招待ビザを送ったインド人がなんと日本にやってきた！ずうずうしくも、駅前のコンビニ店員の携帯を借りて「ついたよー」と電話してきた。公衆電話使えばか！と思ったが、コンビニ店員もすごく良い人だったので、ありがとーうと言っておいた。さて、韓国人をどこに連れてゆこう？普通のインド人ならどこへ連れて行っても感動されると思うが、この人は韓国に２週間近く用事で滞在していたため、ちょっとした都会はおどろかないし、食べ物も風習も似ているからどうってことないだろうしー。と思って、自分が散歩していて楽しい所ということで、千駄木へ行ってきた。すごい人人人！原宿？と思うくらい。ただ年齢層が竹下通りは１０代なのに対して、千駄木は２０〜３０代が多めというくらいか。竹雑貨屋（箸とか売ってる）は客の７割がアングロサクソンだった。。すげえミシュランが引き起こす購買欲。

　で、昼飯には路地に入った「一寸亭」というところへ。食べるものはなんでも良かったんだけど、地元の友人が教えてくれたので。まあおいしいことこの店！店はたたみのテーブルとカウンターしかないちっこい店だけど、ウマい！一番人気はもやしそばと言われたが、もやし＆そばって栄養がなさそうだったので、五目メシ。担々麺。那須と牛肉のいため。をシェアすることに。私は担々麺が好きなんだけど、担々麺てマズい店は超まずい！４：６くらいの確率で私の舌に合わないので、滅多に頼む事はない。今日はシェアするからリスクが低いしとか思って担々麺を頼んだけど、このうまいこと！久しぶりにおいしい担々麺に出会った感じ。基本味噌ラーメンで、特に辛い訳じゃないけど、ぐいぐい行ける。他の２つもなかなかいい。

　そしたら後ろのおっさんがインド人に興味を示して話しかけてきた。そしたら私の母親と同じ小学校だみたいな地元トークになって家の場所がどーだとか。ああ、あそこね！とか。今度この店メシランに載るんだとか自慢された。メシランといえば、言わずと知れたチープグルメガイドブック。ローカル名店みたいな店がたくさん載っているヤツだ。本物のミシュランは高いメシ屋ばかりだけど、メシランはチープ。３〜５千円で大満足の店ばかり。それの2010年版に載るらしい。こりゃ載るわ。と思った。店員も中華の割にさわやかで優しいし。なぜか通常メニューより、外人用の英語メニューの方が写真＆解説付きでゴージャスだった。

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　その後も散歩しているとヒッピーみたいな日本語ペラペラなイタリア人がいて、ネットビジネスは儲かるみたいな話をしたり、写真家がフリマをやっていたりといろんなものがごちゃまぜでおもしろかった。あ、それから日本一ウザい中東料理屋として名高い「ざくろ」が新店をオープンするらしい。やっぱり儲かってんだなーあそこ。