食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

オープンキャンパス2日目

mokich2005-07-31


今日は行かないはずだったんだけど、昨日相談員をやったお礼をもらわないで帰っちゃったので今日もらいに行ってきた。郵送してくれるって言ってたけど、まあ暇だし行きます、みたいな。担当の人がすごいいい人だった。
そしてついでにオープンキャンパスとはどんなものかと思ってぶらぶらしてみることにした。気になる相談コーナーはそこそこ繁盛していてよしよし。昨日より人が多いかも。それから行きそびれた「大隈重信邸へようこそ」を見に(昨日来た時、オープンキャンパス期間中に開いているのを知って)行った。この会津八一記念館は前から行こう行こうと思っていて行けなかったものの一つで、1年の時の演習だった丹尾先生が色々解説してくれて興味があったのに、昼間働いてたら行けないじゃない!と思いつつ気付けば2年が経過していた代物。実際、2Fの展示室は「どうしてこれを取り壊そうなんてことが思い付いたんだろう」と思う程荘厳な造りで、その雰囲気は言葉を失いかける程。後から付け足しただろう照明の回りには「W」の文字が交互に逆さにくり抜かれたシェードがかかっているんだけど、それは別に壁に「W」が映るでもなく、まあでもこんな細かい所まで自己主張をするのも早稲田っぽくていいや。展示の中に大好きな武者小路実篤の絵があって嬉しかった。ついでに入り口には兵馬俑2体。「大隈重信邸」の展示もなかなか。神田錦町に住んでた事もあるらしい。友人の家の向かいだった。その手前にあるロビーの柱は実は効率化された今の時代では考えられないような手の込んだものだとか。上の方の装飾とか、手が込んでいると思う。この柱を作った職人さんが、今日で完成、という日に家族に晴れ着をきせて呼び出させ、完成の瞬間に立ち会わせたと言う。こんな素晴らしい器で、これだけの展示をできる記念館は単に大学の記念館の域を超えた意味を持つんじゃないかとも思った。
そして外に出た時に丁度目の前で応援部のパフォーマンスが始まった。友人が「早稲田のチアはどうしてギャグに見えるんだろう」と失礼な事を言っていたが、単体で見れば悪くないんじゃないかな。応援歌の中で「慶應ぶっつぶせー!ゴーゴーゴー!」というアレが出てきたけど、多くの受験生が受けるであろう慶應を堂々とぶっつぶせ!と言っちゃう向こう見ずな感じもなんだかんだいって好きだ。日吉なんか行かないで、早稲田へおいで!そしてもっと早稲田好きになってほしい。当然、紺碧とか校歌とかあまり受験生は知らなくて歌声はあまり響かなかったけど、雰囲気を感じてもらえるよいパフォーマンスだった。在校生なのに、それなりに楽しんじゃってオトクな気分。