食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

将来何になりたいですか

 「どの業界にすんの?」って会話がやたら多くなってきた。というか、もうエントリーして1次2次と採用試験が始まっているようだから当然か。幸い、まだ早いせいか、回りにはあまりに必死な人がいないのでいいなあ、と呑気に構えてみた。昔はなりたい職業なんてあまり考えた事なくて、そもそもイメージできないもんだから「将来何になるの」と聞かれる度に困っていた。これは何か適当に答えておいた方が楽だぞと気付いて以来、優等生っぽく「医者」と答える事にしたのが間違い。大学に進学する時に「医者とか言ってたじゃない」みたいな事を親から言われた。多分、医者と聞いて喜んでいたんだろう。フリーターとかって答えておけば良かった。医者という職業は、仕事としてはとても魅力的だと思う。研修医の友人は僻地医療に取り組もうとしていて、そんな姿を見てもやはり関心。でもじゃあそれを自分がやるかというと話は別になってきて、こういう気持ちがドライな世間を生み出すのかしらとか思ったり。そういえば毎日新聞の連載で、病院にも成果主義の波が押し寄せているとか。アルバイトの時給制というのはプチ共産主義だと思うけど、今流行っているような成果主義も完璧だとはもちろん思わない。ああ働くってやっぱり大変だ。