食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

アナタハ仏ヲ念ジマスカ?

 色々と野暮用があったので大学へ。どうもこの大学は色々な機関が分散してて不便だ。学生会館の1Fに行って文学部の事務所へ行って生協に行って22号館に行って図書館に行って。としていたら結構な時間がかかってしまった。山手線内でこれだけの規模を保っている訳だからたいしたもんだとは認めるけど。所沢に大幅移転とかされたらかなわん。

 季節は春。各サークルはサークルの存続をかけて新入生の獲得にやっきになっている。私もキャンパスを一人で歩いていると何度も声をかけられた。

「新入生ですか?」
「いえ違います」

と言えばだいたいは「あ、すんません」で引き下がるのだが、

「野球興味ないですか?」
「ありません。新入生じゃないですよ。」
「それでもいいですよ。」
「…」

無視してごめんなさい。と思いつつ、野球へたくそだからなー俺。

 この学年になってから、サークルに入っていたら学生生活だいぶ違っていたかもという事を考える。2年になった時に紹介してもらって2つ見に行ったのだが、結局私のアルバイトが忙しいために疎遠に。ちゃんと選べば居心地もよく、学生のうちの多くのエピソードを作る事ができるんだろうなあ。元来人にあわせる事が苦手だから、今の行き方も一つの方法。まあ今さら考えても仕方あるまい。

 数多き勧誘の中で気になったのが「仏教青年会」。思想宗教系の演習をとってみたりと宗教に関して興味がある。そしてあの服装に興味がある。この2点で私のハートをわしずかみにされた。白と黒のお坊さんスタイルでチラシを配る坊主。「△コ※□÷やってます〜」といって渡してくれたのだが何をやってるのか肝心な部分が聞こえなかった。残念。

 実は私の好きなチベット文化の授業を持たれている先生がこのサークルの顧問をしているらしくブログにもいろいろとエピソードが書いてあったのだ。仏教の考え方に興味はあるし、座禅してみたいし、あの服着てみたいし、と興味はつきないのだがいざコンタクトをとるとなると考え込んでしまう。仏教青年会のビラは不思議な仏像の絵とあとから直前に気付いて書き足したとしか思えない手書きのアドレスが目印です。掲示板にも貼ってあるので興味があれば探してみてください。伝統のあるサークルの歴史とオヤジギャグなビラにもう脱帽。