食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

百ハイ200キロ目 その3

 ノートパソコンで先に打ち込んでおいて、ネットカフェに行って自分のパソコンを接続してからコピペ というやり方を覚えたので、ブログが落ち着いて書けるようになった。不器用なので、焦ってやるといい結果が出た試しがない。やっぱ自分のパソコンで書いてると落ち着くなあ。

 さて、忘れないうちに百ハイの続きを。

 3人で歩きながら、ちらほらと話をするもののみんな案外寡黙でひたすら歩く。一応、唯一経験者の私がペースメーカーということになっているらしいのだが、2人とも疲れているように見えないし、もうそろそろ休んでも良い頃かなーと思って2人を見ると「まだまだいけるよ」ってな顔をしているものだから、じゃあ次のコンビニまで歩いちゃおうか。みたいなことになってしまう。靴がいいのか、靴下がいいのか、ほんとに今年は足に異常がなかなか出てこない。こんなに異常がないとなんだかおもしろくないなあ。

 今回仮装ですごく目立っていたのがバンテリン氏。あのアンメルツヨコヨコみたいな、筋肉痛とかに良さそうなやつなのだが、これがすごくでかい。要は「巨大バンテリンの箱」なのだけど、段ボールをつなげて、段ボール部分だけで2メートルはあるのでは?それを騎馬戦の下の人の要領で持ちながら歩いているものだから、全身で2.5メートルくらいはありそう。近付いてみると、バンテリンの箱をカラーコピーしてつなげたような感じ。よくもまあこれで歩こうとするものだ。顔の部分はバンテリン部の真ん中より下くらいにあり、バランスを取るのが大変そう。後ろもろくに見えないので、道を渡ろうとしている時なんて、見ているこっちがひやひやする。結局、2日目には大破して早稲田でその姿を見る事ができなかったが。本人はいたけど。そして、その百ハイとバンテリンという、妙な親近感みたいなものが我々3人には大ウケで、非常に楽しませて頂いた。

 あとはだいたい去年と一緒。

 と済ませるのも気が進まないが、だいたい一緒だと思われる。

 違う点を列挙すると、
 ローソンはあいも変わらず「歓迎!早大生!」とか、「ここから8キロ、コンビニありません」とか、えげつない売り込みに励んでいた。そして、去年は全然そしらぬ顔をしていて、むしろいきなりこんなに変な学生が大量に来店して迷惑だ。みたいな顔をしていた仮眠所手前のファミマが、今年はテントまで出して総力戦で営業していた。この変わりようはすごいけど、店長が変わったりしたのかな。
 さらに、ナイトハイク途中にあるサンクス?だったかな。「静かに!」とか「近所迷惑!」とか厳重な警戒態勢がしかれていて、オーナーらしき人が自ら駐車場で監視していた。1年に1度のとんだ災難みたいで。

 また、今年は去年の反省点を活かし、毛布を1枚、預け荷物に入れておいたのだけどこれが大正解。あたためて寝たら本当に疲れがとれてしまった!もちろん完全ではないが、かなりよく寝れた感じ。幸せな2日目スタート。「起床ーーーーーーーー!!!起床起床きしょーーーーーーーーーーー!!! の耳障りな声に迫力がなかった事も、気分が良かった原因の1つかもしれない。

 2日目、所沢キャンパスを降り始めた頃から、友人の1人がいきなり走り出し、どっかに行ってしまった。あとから聞いたら「なんか走り出したら案外いけそうだったんすよ」って言ってた。結局最後まで走って歩いて走って歩いてを繰り返しかなり早くゴールしていた。私は足に血が回ってパンパンだったので早歩き。でも最後の1区は走ってみた。テンションが飛ぶと痛みをあまり感じなくなるなあ。

 下駄をはいた友人も、さすがに2日目は足が痛そうだった。というより、昨日は小雨で湿気があったので足に負担がかからなかったのでは?なんて話をしていた。しかし、下駄で歩ききったというのは史上初らしい。しかも友人以外に2人もいた。いつも挑戦する人はいるのだけど1区でダメになるとか。確かに去年血まみれになって歩いている人がいたもの。あれは痛そうだった。今年の収穫を活かすなら、霧吹きでも持って参加すると良い結果がでるかもね。

 閉会式がだいぶ「盛り上げてやる!」という構成にしようと工夫した感じがして、とても楽しかった。大隈講堂が内装工事中だから使えなかったのが残念だけど、高校生の時に1度だけもぐったことのある10号館かなんかの大教室で、むっさくるしい中での良い閉会式であった。今年は総長も来ててしょうもない挨拶をしてビールを飲んでいた。学生部長は一口でやめたけどね。さすがに。んー、なぜかバカとけなされると今日に限っては嬉しい。いや、いつもか。昔から早稲田にあるというなんらた節っていうのが結構おもしろくて、「ちんちろりん、ちんりろりん、えっちらおっちらなんたらかんたら〜」みたいなのが聞けたのは貴重な体験(全然説明になってないけど勘弁ね。なんか慶應だ!立教だ!でも早稲田が一番!みたいな感じの)。昔はイベントがある毎にやってたらしいけど、今じゃほとんど継承されてないんだとか。

 そういう訳で、200キロ目もとても良い百ハイとなった。下駄氏は4年生にしてあと100単位残しており、ダッシュ氏も4年生だが「ん〜僕も来年までいるような気がするっす〜」と言っていた。また昂揚会の友人は3年生なので来年4年生。という事で、また来年も百ハイで会おう と約束してそれぞれ帰路へ。私は友人の家に寄ったのだけど、サリー姿で買い物をしていたら、お客さんにじろじろ見られ、その時初めて「あ、もう現実なんだ」と我にかえってしまった。