食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

早慶戦か面接か

 明日はハンケチ王子(日本に帰ってくるまで知らなかった)が登板すると言われている早慶戦。なんか朝のニュース見てても「ヤフオクで高価で取引されている」とか「もう順番待ちが!」とかやってたので、ああ、すごい盛り上がりなんだなあと思った。がしかし、ハンケチファンが増えているからなのか、大学野球自体がおもしろくなってきているのか、いまいち分からないな。慶応の野球部も取材されていたけど、なんか今風のさわやか青年が多い感じで、ふうんという感じ。まあ、明日もあさっても早稲田が勝ってくれるでしょう。最近の大企業の面接というのはネットで予約をするので「予約の時間を変えて早慶戦に行こう!」と思ったら受付時間が過ぎていた。ああ無情。私は面接頑張りますよ。

 余談だけど、今日の授業。私は表現・芸術系という専修で勉強しており、最終学年の今もあと演習が2単位必要なので当然履修している。っていうか、せっかくだからと思って演習2つとっている。がしかし、今までは映像系の演習をとっていて、今年はちょっと趣向を変えて文芸系にしてみようとか思って詩をつくるとか、言葉の連想とか、そういうのにしたら、なんか雰囲気違うなーと思って悩んでいたところだ。雰囲気が違うというのは、例えば詩の演習であれば、やっぱり小説や散文を書いたりするのが上手な人が詩も書いてみたくて、、っていう人が結構いて、全く経験のない私なんかは恥ずかしくってやってらんないのである。恥ずかしいとかいいながら「コピーしても大丈夫?」と聞かれれば「別にいいです」とか言っちゃうんだけど。

 そうすると作家さんの話とか、小説の話とか、結構ディープになるっぽくて、同じ表現・芸術系でも世界が違う!と思っていたんだけど、今日の演習に出ていて「よし、あとちょっとだしがんばろ」と思ったのだ。今日のは言葉の連想の方なんだけど、毎回2〜3人の学生が発表をしてそれについてなにか連想した事がある人が翌週なにを思ったのか、連想したものを持ってきて発表をすると言う、ちょっとスケールのでかい連想ゲームみたいな感じ。したら、今日は巌窟王っていうDVDでモンテクリスト伯の話をしたり、バカボンから早稲田に発展したり、モテと固有名詞という人がいたり。題材が身近っていうのもあって、超おもしろく、あ、がんばろ。と思ったのである。

 人に話をする時には実体験に基づいていると聞いていておもしろいなとやはり思う。そうする事で小説を読んでいるとき見たいに頭の中にその風景が浮かんでよりリアルに話に入り込めるからだと思う。それによって親近感も湧くかな。いやー、勉強していて楽しい!と思えるのは本当に幸せだ。人によって違うだろうけど「自分の考えた事を人前で発表してリアクションがもらえる」というのは最高にエキサイティングである。必死にやった分、賛同の意見でも批判の意見でも嬉しく頂戴する。歴史とか文献に基づく発表だと「あれ、そんなこと書いてあったっけ」みたいになって自信が持てないのである。それは準備量が足りないからなのである。今日の3人の発表者のうち、2人は「初めての早稲田との出会いがバカボン」と言っていたのが意外な発見。私もそうかも。