食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

ヨボセヨ ウェイ サールナマスカー

 海外旅行に行くと、いっつも暇なのが帰りの成田ー上野間の京成電車。1時間ちょっと、なにもすることなくただひたすら田んぼが段々とビルになってゆく景色を眺めてゆくだけ。ある意味ゼータクともいえなくもないが、しばらくしたら変哲のない建物だらけの景色だしちっともおもしろくない。途中からやたら混んできたりするし。しかし、携帯がそのまま海外で使える機種になって、貯まったメールを返信するだけで1時間くらいつぶれるようになった。普段メールの返事をすぐ返すまめな性格ではないので、むしろメインは旅行前に返信し忘れてたメールだったりするんだけど。。

 まあそこで、海外で携帯を使う際の注意点を書いてみようかなと思い立った。主にソフトバンクの場合。

 まず、ここではいつも日本で使っている携帯をそのまま海外で同じように使う事を前提とする。レンタルとかは、レンタルする時にレンタルやに聞いてけろ。(USIMを海外専用のレンタル機に差し込んで使うものと、回線そのものが別の海外携帯の2種類があるはず)

 <出発前に>
1:最近のだいたいの電化製品はコンセントの電圧幅が100〜240Vくらいには対応していてこれならだいたいどこの国でも使える。チェックはコンセントのアダプタ部分にだいたい小さい字でびっしり書いてある。電圧幅が100〜240Vで行く国の電圧が(ガイドブックに書いてある)220Vの場合、必要なのはプラグ変換コンセントだけ。だいたいヨドバシとかでブランドにもよるけど200円くらいからある。行く国のコンセントの形をチェックして(A型とかB型とかそういう感じ)それと同じ型を買えばよい。非常にコンパクトで楽ちん。世界どこに行っても使えるという、万能タイプの場合は2千円くらいかな。
 もしも電圧が対応していなかった場合、電圧変換プラグを買わなければならない。これはだいたい数千円するのでちょっといたい出費。しかも結構重かったりする。
 どちらも携帯の充電アダプタをプラグもしくは電圧変換機に差し込んで、それを現地のコンセントに差し込めば良い。
 携帯を海外で使うとなれば通話だけじゃなくても写メールなんて事もありえるので充電器は持って行きたいところ。

2:国際ローミングには対応しているのか
 説明書とかカタログとか見れば機能のところに「国際ローミング」って書いてあって、「●」があればOK。利用するには国際ローミングサービスに申し込んでいる必要があるらしく、たぶん契約時に勝手にくっついているんじゃないかなだいたい。月額とかはかかっていないはず。申し込んでいなければネットからでも申し込めるはずだからやっておく。

3:通話料確認
 海外でのローミング時にはメール送信、メール受信(無料通知分を超えた場合)、発信通話、着信通話、ウェブともに料金が発生する。基本的に自分の意志でネットワークにつないだ場合に発生すると考えればいい。で、結構これが手間がお手軽なだけに高額だ。インドの場合、

インド国内向け 115/min
日本向け 265/min
その他海外向け 265/min
着信通話 200/min
SMS 100〜/通 容量によって
パケット 2/1KB

だそうだ。いくつかソフトバンクが提携している電話会社がある場合もあるので、その時は業者名をチェックしておくと良いかも。

4:PINコードを登録しておく

 もともとSIMカードというのは日本ではなじみのないシステムだけど、海外では結構主流らしい。今までの携帯電話では携帯電話自体に自分の情報が登録され、機種変の時とかは機種自体を持って行かないと情報の書き換えができない訳だけど、SIMカードでは個人にまつわる情報は全てSIM上に登録される。(携帯電話自体に登録される電話帳とか写真とかのデータは除く。容量は少ないが、SIM上に登録する事も可。) 
 これが何を意味するかと言うと、自分の課金の元となるのはこのSIMカードというわけ。つまり、自分の携帯で一旦SIMカードを外して友人のSIMカードを入れて使えば、その通話料はちゃんと友人に課金される。逆に言えば、SIMカードが生きている限り例えば盗んだ人物の携帯電話でも利用分が自分に請求されてしまったりする。って、盗まれたらSIMだろうがそうじゃなかろうが同じかな。

 なのでSIMロックというのをかけておいた方が良い。これは携帯電話がSIMカードにアクセスするために必要な暗証番号のようなもので、携帯の電源入れた時に入れなきゃ行けない。これを登録しておけば、盗まれても1度電源が落ちてくれれば暗証番号が分からない限りは無事だし、他の携帯に入れて使われようとした場合も同様。

5:メールを自動受信にしておかない

 ソフトバンクの場合、長いメールの場合100文字くらいまでは受信無料でそれ以降も読みたい場合に受信した部分に関しては通信料が発生するらしい。それが面倒くさくて全メールを自動的に「全部受信」としている場合、海外ではその1通1通に対して100円以上の受信料が発生するのでピンチ。「手動受信」に切り替えておく事をすすめる。100文字以下やSMSの場合は無料。

<旅行中>
6;不用意に電話に出ない

 上にも書いたが、海外では発信のみならず受信でも料金が発生する。例えば日本から誰かがかけてくれた場合(電話番号はいつも通り電話帳に登録してあるままでかけられる)、かけくれた人は通常に日本国内の携帯に電話している通話料がかかるだけ。日本から海外の携帯業者を経由して自分に転送してもらう部分が自分にふりかかってくるわけだ。だいたい電話帳に登録してあれば着信の時点で名前は出てくるので、急ぎじゃ無さそうだったらネットカフェからメールで、みたいな事の方が安上がりだろう。イギリスとか、ネットカフェも高い!みたいな場所だったら電話の方が逆に安いなんて事もありえるかもしれないけどね。
 着信の場合、基本的に応答しなければ料金は発生しない。が、簡易留守録が落とし穴。10コールくらいで「ただいま電話に出る事ができません。お名前と用件を録音してください。」みたいな機能を使っている場合、携帯電話としては応答と同じ事なのでやっぱり着信料金は課金される。節約派のあなたは解除しておきましょう。国やローミング先の事業者によっては、「応答した場合、呼び出し音がなり始めた時点から秒数をカウントする」っていう場合もあるようなので、頭に入れておく。(どの業者が〜、って事はわからなそう)

7:業者を選択
 滞在国に複数の業者がローミングを提供している場合、やっぱり安い業者を選択したいもの。特に操作をしなければ地方地方で携帯が勝手に適当な業者につないでおいてくれる。「事業者を待ち受けに表示」とう設定にしておけば今どの業者にローミングしているのかというのが分かるので便利。日本にいる場合は「softbank」と表示されている。業者の選択は機種によって違うと思うが「設定」→「外部接続」→「事業者選択」みたいな感じで一覧がどばっと出てくるのであらかじめチェックしておいた業者を選べばつないでくれる。地域によってはその業者がエリアを持っていなかったりするので圏外になったら違う業者につなぎ直す。
 手動の場合、GSMCDMAも選べるけど、それは自動にしておいて特に問題はないかと思われる。

<帰国後>
8:心して請求書を待つ
 あれ?案外安かったかも!(と友人は言っていた。まあ確かに道に迷って電話かけまくってたからなーとは思う。)


とまあ、案外気をつける事いっぱいあるじゃん!と思ったが、実際には飛行機降りて電源入れれば勝手につないでくれてもう使える状態で、おおらかな性格であればそのまんまでOK。私の場合は長期に渡るし継続的にお金がかかるならやめようと思っていたので調べてみた結果こういう事が分かった。

<電話の掛け方。受け方。>
1:日本にかける場合
 国際発信の「+」を表示するボタンがあるのでそれを表示して81を入力してから市外局番の0をはぶいて入力。電話帳からならメニューで「国際発信」を選ぶと自動的にやってくれるかも。
例えば03-1234-5678にかける場合は +81312345678と表示されれば良い。

2:現地国内に欠ける場合  
 そのまま市外局番からかければOK
例えば99805-12345にかける場合 9980512345と表示されれば良い。

3:日本から電話を受ける場合
 かける人はいつも通り 090-1234-5678みたいな感じ

4:現地から受ける場合
 これは日本への国際電話と同じになるので結構ツカえない
例えば現地の一般電話からの場合なら国際電話認識番号+国番号+携帯番号という感じで、例えばインドからなら
00-81-90-1234-5678ってな感じ。

以上、結構長くなってうんざり。