食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

フラガール

 もうすぐ会社で異動がある、はず。そしたら場所はまだ分からないけど、土曜日なし、休日なし、の激務生活になるので、今のうちに休日を満喫。セブンアンドワイで注文した本もまだ到着してないので、ここはひとつDVDでもみようかな。


 と思って、友人がこれがきっかけでハワイアンセンターに遊びに行ったとまでいうフラガールを借りてみる。もともとアメリカ好きじゃないし、海好きじゃないし、フラダンスなんて観光のために創作されたダンスなんでしょ?とかいって興味はなかったけど、常磐ハワイアンセンターは炭坑が閉鎖されて雇用創出のためにつくられた場所とは聞いていたので、そういうドラマは好きだなという感じ。ちなみに中国語でハワイは「夏威夷」で「シァーウェーイー」。


 で、みてみたら、いいおはなし!!!!
松雪泰子がきれいだなーというのと、岸部一徳が方言で松雪泰子にどなりちらすところが見どころ。なに言ってるのかわからない笑。俳優ってすごい。流れ的にはウォーターボーイズとかスウィングガールズと似ている所があるけど、そこに大人の事情もかかわり合う所がよりリアル。って実話なんだけども。あこがれのハワイってコンセプトが時代を感じさせるが、炭坑からハワイへの転向は意外だし、映画でも随所に出てくるけどうまくいくはずがないと思ったはず。それでも、旦那が失業して仕方なくやってきた妻たちの事情とか、色々な要素が結果的に成功につながったんだろうな。南海キャンディーズしずちゃんの演技力も浮いてないし、他のフラダンサーも普通っぽい所が良い。監督が日本人じゃない?と思ったら、在日韓国人監督だそう。こういう日本に根付いた話をいい映画につくってくれるというのはありがたいことだ。おまけに、ジェイクシマブクロは相変わらずいいなあと思ったら、31歳という若者だという事に驚き。あれだけ世界中で有名だからもう葉加瀬太郎みたいなおっさんかと思っていたのに!(ちなみに葉加瀬太郎も好きですよ)失敬!


 スウィングガールズとかが嫌いじゃなければハワイに興味がなくても楽しめる映画。満足。