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東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

22才の新卒が好まれる理由

mokich2009-07-08


 こういうポスターを考えて制作する人になりたい。いい意味でばか。あっけらかん。


 大学院卒になると、研究職ならともかく一般の会社の就職口があまりない〜なんて話を聞く。また早稲田に結構いる浪人や留年組もまたしかり。24才を超えると新卒として採用してもらうことは難しくなるといううわさがまことしやかに流れていた。まあ実際そうなんだろなーみたいな感じもする。無駄に浪人とか留年している学生って、だいじょうぶなんだろうか?みたいな不安かなと当時は思っていた。けど会社員生活を始めて2年目。別の理由も見えて来た。それは、


「自我が芽生えると染め上げられない」


ということ。
一部の外資やオープンマインドな企業を除いて、採用する側は「長く働いてほしい、できれば定年まで」ということを考えていると思う。だから3年以内の離職率や社員の平均年齢なんかもどんどん公表している。高校卒業してそのまま大学4年間過ごして、ぬくぬくと育って来た青年は、とある会社に入社して「社会とはこんなにも厳しいものなのか!がんばらねば!」と思い、自分を高める努力をし、時には資格をとって、より高度な業務に向かって精を出す。


がしかし、浪人や留年をしながら何をしていたかは知らないが、学生以外の生活も垣間みながらちょっとした苦労なんかを味わって来た人間は、「俺ってがんばれば結構なんでもできちゃうんじゃないか」みたいな自信が生まれてきたりする。そうすると、社会人になって気に食わない事があると、会社生活が全てじゃないやと思ったり、自信が邪魔をして素直に謝れなかったり。教育する側からすれば、なんと使いにくい新人だこと!


だから、新入社員らしくないですね、とか、貫禄ありますね、とか言われちゃう私の話!