食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

求められる人 求められない人

 会社を辞める時に、有給ってどうするものなのかという話を上司としていた時、海外ではね…と始まった。

 私は今某建設会社の海外事業部につとめているので、私以外の人はみんな海外駐在経験者。だって一番年が近くで10歳上だし。なんで俺がここにいるんだろうか?という光景。で、例え日本の社屋に居ればまだペーペーの下っ端であっても、海外の営業所に行けば突然何十人という現地雇用の外国人スタッフを管理するマネージャーとなる。経験がどうのこうのという話ではなく、彼らに出す指示と仕事と出勤管理と全てのコントロールをしなければならないのだ。もちろん仕事は理解した上での話。だから、当然現地スタッフが辞めたいときもある。

 その時に
1:じゃあ有給が貯まっているから消化してもらって、消化しきったときが退職日ですな

というケースと

2:貯まっている有給は出勤したものとして買い取るから、退職日まで働いてね

の2パターンがあるらしい。当然、2の方がありがたがられている証拠なんだけど、自分はどっちかなーと思ったら、俺が使用者だったら明らかに1にするだろうという気がした今日この頃。


 人に求められることは嬉しい事だしやる気も出るけど、別にそれが自分のゴールでないなら一喜一憂することでもないような気がしてきて、なおさら我が身を直す気が起こらない…。しゅうかつ中の学生諸君、給料とか残業がないとか、そういうのって自分のまだしばらく続く青春時代において、ひっじょーに重要な要素であるかもしれないよ。