やすらぎの地 福岡

　さて、友人の結婚を祝うため福岡へ。仕事が一番忙しいときで、出発前２日間はほとんど寝る事ができなかった。そこに追い討ちをかけるように

土曜日のスケジュール
0815 羽田集合
0900 羽田発
1045 福岡着
1300 司会打ち合わせ
1500 結婚式＆披露宴
1900 終了
2000 ２次会打ち合わせ
2100 ２次会開始
2300 終了→３次会へ
2700 終了

という、怒濤の忙しさ。死ぬかと思った。けど、人間案外やろうと思えば乗り切れるもんだね。徹夜のせいで胃がもたれ、披露宴の食事があまり食えなかったのが残念すぎる。。。。

　しかし、相変わらず福岡はとっても良いところ！人が優しい、食い物がうまい！町並みもなんだかひろびろ、繁華街は１カ所に集中しているので移動が少ない。彫刻家である父親の作品が空港に飾ってある笑。ちなみに空港も町の中心部から地下鉄で１０分の近さ。国際空港だから海外旅行もひとっとび！明太子もおいしい。

　明太子といえば「ふくや」であるが、ちょっといい話。ふくやの創業者が辛子明太子を発明した時、地域の特産品とするために特許などをとることなく、同業者に作り方を教えてあげたそうな。おかげで現在では福岡＝明太子という公式が成り立つようになったんだとか。いいはなし。ふくやは鮮度を保つため、全店直営販売だとか。モノレールの浜松町で売っているのが笑ける。が、日本全国いろいろな名物があるが、その競争を勝ち抜いて？高い賃料を払う事ができて？浜松町でモノレールを降りた時に目に入るふくやの売店の場所をゲットしたのはたいしたものだ。

　初めて国内線のANAで、新型シートに座ったのだが、シートポケットが上部に移動していたりのお陰で体感としての広さが広がったように思える。ひざが前のシートにぶつからない。変わりにペットボトル等をしまうネットポケットが小さすぎるとか、シートポケットが樹脂製なのであまり余計なものが入らないというデメリットはあるものの、快適。

　そういえば、搭乗前に「日本国」と書いた政府専用機が着陸してきた。ちょうど前日にコペンハーゲンでオリンピック承知の最終演説をしてきたとニュースでやっていたので、あの中には鳩山ちゃんが乗っているのだろうとか言っていたら、お陰で滑走路は大渋滞。。。。たぶん離陸も着陸も規制されていたので、全然前に進まない。２分感覚くらいでどんどん飛んで行っているみたいなのに。

　結婚式はアイランドマリゾンというヤフードームの近くの結婚式場で行われた。砂浜なんだけど、海にちょっとせり出した形でレストランや結婚式場の人工島ができている。小さなモンサンミッシェルみたいなイメージ？結婚式の方は外人神父が英語と日本語を織り交ぜながらちょっとコミカルではあったけど、会場はきれい。沿岸もきれいなビルしか建ってないから写真とってもきれい。披露宴会場も、乾杯してカーテンが開くと一面海！というすごいロケーション。向こうにはヤフードームとシーホークの夜景。正面から写真取るとどうしても逆光というカメラマン泣かせの構成だけど、実物はとってもきれいであった。風船とばしって公害なのかと思っていたら、近頃は素材を選べば大丈夫らしい。

　２次会は天神へ。最後にラーメンをとか言いつつ行ったんだけど３次会が終わったらもうそんな余裕なくホテルに戻って睡眠。せっかく良いホテルを取ったのだが、実際は寝る以外に何もできなかったとゆう。。。

　日曜日は気を取り直して観光へ！ラーメンスタジアム？に行ってラーメンを食った。けど、別においしくなかった。一風堂が間違いないな。続いてアジア美術トリエンナーレが行われているアジア美術館へ。ここはアジアへの玄関口福岡だけあって、アジアのアーティストを色々と扱うおもしろい美術館。個人的に大好きな場所である。今回もアジア各国からの作家の作品が展示されていた。インドなら映画やカーストによる洗濯場や通勤電車などが題材になったり。ローテクからハイテクまで勢揃いである。売店もたまにおもしろいものが売っている。

　いやあ、２日間じゃもったいなあ福岡、九州。１日余分に休みを取って九州で遊ぶ友人に、別府の「別府温泉保養ランド」を紹介したら「廃墟だよ」と言われてしまった。実際にはちゃんと営業してて、温泉も入れるんだけどね。しかもいいお湯である。九州を旅行するならば、ナイスゴーイングカードというJRの若者割引会員に入ると良い。特急が４割引になってどこでも安く行けるようになる。しかも九州の特急電車はクオリティが高いのでテンションが上がる事間違いなし。おまけに韓国へ行くフェリーも格安になる。