食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

 百ハイ日記2

2日目:4区10キロー5区23キロー6区13キロ(両日とも、パンフレット参照)

なんだ、1日目の64キロに比べたら46キロなんてたいしたことないじゃん。とあなどるなかれ。1日目既に15時間位歩き続けマメ放題、むくみ放題の足は激的に痛い。筋肉痛の痛みを感じなくなり、足の裏に全神経が集中する。
「起床ーーーーー!!!!起床ーーーーーーー!!!起床ーーーーーーーーーーーー!!!起床!起床!起床!!」の早稲田精神昂揚会のけたたましい怒鳴り声にて朝の5時半に起こされる。なんかひざの裏が痛んであまり眠れなかった。あたためられなかったのが致命傷かも。片づけとかして6時半頃に出発。ダッシュはできないけど、早歩きで。噂では閉会式は午後7時頃らしい。それを目指してただ歩く。しかーし、これからは体力以上に精神力との戦いとなった。スタートしてから所沢キャンパスにておいしいおしるこをいただく。1年の時の野外活動(夏休みに1週間、長野で合宿をして体育の2単位がゲットできる楽しい授業)で世話になった先生が「おしるこありまーす!お疲れさまー!」と迎えてくれた。ここがゴールだったらどんなにホッとすることか。。おしるこ2杯もらって体育館で休憩。そして(個人的に)魔の5区が始まる。ここから狭山湖多摩湖〜狭山自然公園というような自然たっぷりコースを歩く訳だが、なにしろスケールがでかい!土の道は歩きにくい!行けども行けども新青梅街道は現れず、山道みたいなうねうねしてコンビニもない道を歩き続けた。憤死するかと思った。
どこからか忘れたけど、途中からなんとなくパーティーから遅れを取って1人で歩き始めた。ペースがつかみにくい。1時間5キロという黄金律も、足の痛み故に守りきれずだんだんと歩みが遅くなってゆく。はー閉会式は難しいかも。ひたすらまーっすぐの新青梅街道を進む。
それでもやっと最後の休憩場所、早大学院に到着。そういえば高校受験の時ここ来たな。ま、共学に行ったからいいや、と強がってみる。体育館に入ったら目の前に仲間が休んでいた。顔が見れるとちょっと嬉しい。弁当を食べて最後の6区へ。
あとはもう何が起こっても帰れそう。待ってろよ〜 と思うが、足は立ち止まる度にヒリヒリ、ギシギシと悲鳴をあげる。雨も降ってくるし。たまにすれ違うおじさんが「おっ、頑張れよ〜 あと2時間あれば着くぞ!」とか応援してくれるのが心の支え。高田馬場のネオンが見えた時には、もう顔がニヤけていたような気がする。早稲田通りには当然、一般人も歩いていてゼッケンを見て「百ハイなんてよくやるよね〜」なんてすれ違い様に聞こえたりする。僕はジャージ来てますが、花嫁衣装やナース服を着てここを1人で必至に歩いていたら、相当痛いだろう。目の前に百ハイらしき3人組がいたので大隈講堂までなんとなく話して歩いた。やっぱり誰かと話してると元気が出る。山小屋研究会のサークルで出てるとか。さて、ゴールまで本当にあと少し。昂揚会の「あと少し」にはさんざん騙されたが、ゴールはすぐそこだ。