食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

 百ハイ日記3

mokich2005-06-01


時計を見れば午後7時30分。もし閉会式が7時〜だったら間に合わないな。でも友達はもしかしたら待っていてくれるかもしれない。とか考える。さて、あとはあの信号を曲がればもう100メートル!という所で案内係が「もうすぐゴールです!閉会式は20分後に始まります!頑張ってください!」と教えてくれた!マジンガー?! Z !!(寒)山小屋研究会にはお迎えが登場し、世間話を交わす。サークルに加盟してないと、こーゆーのがちょっと寂しいかもと思う時がある。けど、今は満足感がいっぱい。
大隈講堂前にはたくさんの人がいた。こんなに多くの学生が参加者と合わせて一緒に盛り上がって、楽しい。
閉会式は8時から始まった。学生部長の先生と、昂揚会の顧問と、所沢で出迎えてくれたおしるこ先生と、(たぶん)昂揚会のメンツが壇上にいる。学生部長はなかなかいい挨拶をしていた。そして校歌と紺碧の空の大合唱。前奏まで自分らで口ずさむ。こんなに大きな声で校歌を歌う大学って他にあるのだろうか。他の大学を知らないけれど、「校歌知らない。」なんて話もたまに聞く。それに比べたら、こちらは教授が着メロにしてたり、新宿の路上で学生達が大声で歌ってたり。大学が好きだし、校歌も好き。なのかな。
100キロ歩いてくるわー、っていうと「バカだね〜」と何度か言われた。確かに、バカかも。100キロを歩こうなんて、この文明が進んだ時代にはナンセンス。レベルで言えば江戸時代級といったところか。電車で行けば1時間ちょっとでたどり着くところを丸2日もかけて歩いて、しかも女装だったり男装だったりする。でも、全てを効率で割り切らず、体を動かすというところがこの大学っぽいところなのかも。ハイク前は、100キロ歩いたら自分に自信が持てそう。なんてことを言っていた。けど、別に自信なんてつかない。ついてきたのは、100キロ歩いたという事実と、そこそこの満足感。これでいいんだ。そう思う。
あれだけ苦痛だったのに、来年がちょっと楽しみになっている自分が、怖い。

得たもの:100キロ歩いたという事実、足裏のマメを代表とする様々な痛み
失ったもの:貴重な週末の2日間、参加費3500円+交通費1500円位+α