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東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

石原さんに仏語学習セット

 「フランス語は数の勘定ができず、国際語として欠格」などと発言した石原慎太郎東京都知事にフランス語を勉強してもらおうと、明治大学のフランス語専任教員の有志が26日、都庁を訪れ、教科書や辞書、電卓の「学習セット」をプレゼントした。
 政治経済学部の小畑精和教授ら13人。石原知事は28日まで休暇のために不在だが、「勘定の仕方を含めて言語は多様。違いを認める事が国際理解の第一歩である事も学んでください」などとする要望書とともに、都民の声課の担当者にセットを手渡した。
 「難しければ、われわれが個人教授いたします」とメンバーたち。小畑教授は「抗議というより、フランスのエスプリを示したかった。知事にはぜひフランス語を理解してほしい」と話した。
 石原知事の発言は名誉毀損に当たるとして、フランス語学校長ら21人が13日、謝罪広告や損害賠償を求めて東京地裁に提訴している。(毎日新聞夕刊 2005年7月26日)

こういうの、個人的には大好き。特に石原さんは母校を「だらしがない」と批判したいわくつきの人物である。もうあれから5年近く経つけれど、相変わらず言いたい事言うようです。こういう時にふと思う事は、何でもない日常に突然「フランス語は欠格」という言葉が降ってきて、それで損害賠償を得る可能性が生まれると言うのが、形がない所にお金が生まれるということで不思議だなーということ。フランス語、頑張れ。バンテアン=21っていうのだけ、知ってる。