食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

中国旅行5 西安へ

mokich2005-09-22


夜22時に上海を発った寝台列車は僕らを乗せてひた走る。目的地西安へは18時頃到着予定。別に急がないんだけど、宿が見つかるか、それだけが心配。ぶらりと入れる安宿のようなものがなかなかないから。ちなみに終点の銀川という駅へはさらに翌日の朝8時に到着するらしい。寝台列車で2泊3日は正直きついな。と思う。列車内では青椒肉絲(ちんじゃおろーす)等3種類のおかずとご飯のお弁当が20元で買えるけど、ちょと高めか。でも見た目はおいしそう。僕はコンビニで買っていた味の薄いカップ麺やらみかんやらで食いつなぐ。皆お茶をよく飲むからか、お湯だけは各ブロック毎(硬臥なら6人)に1つのポットが置いてあり、車掌役のおばはんが随時補充してくれる。だからカップ麺とか大活躍。お箸を忘れたー!と思ってショックを受け、お弁当売りのおばはんが通りかかるまで1時間くらい我慢してお箸をゲットして、さあ食べよう♪と思ったら、中国のカップ麺はだいたい中にフォークが入ってるんだね。知らなかった。。

もうすぐ西安に着く時間なのに車掌が切符を交換しに来ない。長距離の列車では、乗車してから車掌が切符とプラスチックのカードを交換に来る。そして駅が近くなると寝てる人を起こして切符を交換しにくるらしい。隣のベッドの中国人のねーちゃんも西安で降りるらしく、「早く切符に交換してよ!」的なことを車掌に言っていた。と思う。

結局30分位遅れて西安に到着。改めて外から列車を眺めると、3段ベッドが入るだけあって日本のものとは比べ物にならないくらい(おおげさ)でかい。よくもまぁこんなのが動くもんだわ。駅を出ると、大学の新入生歓迎!ぽいブースと旗が出まくっていた。中国は9月が新学期のスタートみたい。若い人がたくさんいるのはなんとなく心強い感じ。まあ関係ないんだけど。さて、宿探し。いくつか手当りしだいに値段を聞いてまわってみたけど高い。200元て!無理ムリむぅりぃ。結局歩き方に載っていた一番安いホテル(三ツ星)に向かう。地図ではそうでもないんだけど、歩くと遠い!だいたい2キロ位か。ロビーはちょっときれい目で、ジーパン&バックパックで入るには気が引ける位。でも、フロントの人は普通に対応してくれた。料金表には330元と書いてあるスタンダードルームが150元で泊まれるというが、もうちょい安くならない?と聞いたらすぐ120元まで下がった。それでも高いけど、仕方ないか。という訳で2泊することにした。チェックインの時にパスポートとか見せて「日本人なのね」みたいな会話をしていたら、割り込もうとしていたおじさんにすごい剣幕でにらまれた。怖いから気付かないフリを。。まだ3日なので、中国人がどのくらい日本人に対して嫌悪感を抱いているのかわからない。中国語でまくしたてられてもさっぱり理解できないだろう。

部屋は狭めのツインで、でも1人で泊まるには申し分ない。バスルームは黒ずんでて汚かったけど、お湯が出るから良し。それにしても、隣の部屋の会話とかシャワーとか筒抜け。不動産バイトをしてた時の「壁が薄い」という苦情を思い出す。

さて、西安では中国に来た目的の大きな目的の一つ、兵馬俑が待っている。明日行くから待ってろよー

本当は中国の写真を出せばいいんだけど、まだ取り込んでいないので。。。ザスパ。。