食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

外国人お断り

 ロシアで10月1日から入国カードがロシア語表記のみに変更されたらしい。なんと英語が消されたのだ。しかも9月の時点で在庫がなくなった航空会社でロシア語オンリーの入国カードが配られていたというからびっくり。やっぱりそれはアエロフロートだったらしい。「らしい」だらけで申し訳ないけど、アエロフロートのHPに書いてございました。
 ロシアといえば「警察が腐ってる」とか「ゼミ旅行でいったら案外おもしろかった」とか、僕としては赤の広場とたまねぎ城が見れたらそれでいいんだけど。余談だが、カップヌードルのCM、「NO BORDER」シリーズで以前赤の広場が使われていたが、撮影チームは撮影許可がぎりぎりまで降りず実際に到着してから許可が下りてなんとか撮影できた「らしい」。アエロフロートでの乗り継ぎでさえホテルは1万円か2万円の選択肢しかない。シャワーから赤い水が出てきたり、専用のフロアからはロビーにさえ降りられずほぼ軟禁状態とかいう噂を聞く。さてそんなロシアだけど、なぜ今さら入国カードから英語を消し去ったのか。何度か訪れているビジネスマンとかはともかく、普通ロシア語なんて全然読めないぞ。
 こんにちは : Здравствуйте!
 はい/いいえ : Да/Нет   あー、さっぱりわからん。
やっぱり閉鎖的な国なんだろうか。外国人がたくさん来て、国民にあんなことやそんなことを吹き込まれるのが嫌なんだろうか。謎は深まるばかり。ちなみに在ロシア日本大使館は、英語表記もしてある旧入国カードを使い続けるように強くお願いしてくれています。大使館員てドラマなんかじゃ優雅な暮らし(夫人同士のいざこざとかドラマではあったけど)をしているが、ロシアや中国にいる人は大変そうだなと思う。ロシアへの道がまた遠のいた。

 参考までに、
ロシアは入国するためにはビザが必要で、ビザを申請するためには航空券はもちろん全ての宿泊ホテル等を手配している事が必要。それを証明するためには日本で予約しなければいけない訳で、旅行会社に払う手数料を含めてとても高額になるようだ。今はインターネットがあるし若干状況は変わっているだろうけど。乗り換え客がビザ無しで空港外に出る事はできず、ちょっと観光するための通過ビザは空港にて75ドルとかで買えるという噂は聞いた。日本国籍を持つ人については在日本ロシア大使館にて、航空券かその控えを持って申請し3週間後の受け取りでよければ無料で通過ビザが取得できる(2005/10現在)。にしても、ビザの申請手続き案内を見てると、ものものしいなー。