食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

中国旅行12 火鍋の恐怖

mokich2005-10-27


 さてホテルのネオンが見えたからバスを降りてみたものの、どうやってあそこまで行けばいいんだ?道が入り組んでいてよくわからないし。しばらくその辺をホテル目指して歩いてみたもののさっぱりホテルへの道が見つからない。仕方ないので流しのタクシーをつかまえて、あのホテルまで行ってちょ。と頼んだ。一応高級ホテルだからでっかいリュック背負って、汚いジーンズで入ってったらとめられちゃうかもな、とも思ってたのでタクシーで乗り付けた方が良かったのかもしれない。初乗りで5元(約70円)だし、まあいっか。一応ロビーで待ち合わせのはずだったのが、それらしき人がいないので座って待つ。そうするとボーイが近付いてきて何か言ってきた。え、チェックインとかしないよ、友達を待ってるんだから(汗)。でもこのリュックとゴミ袋に入った食物は目立つなしかし。落ち着いて聞いてみたら伝言があるとの事で、結局それから1時間後くらいに会う事ができた。
 さすが四つ星ホテル、景色は暗くてよくわからんが部屋はやっぱきれいだなー。このホテルに来て初めて笑いかけてくれる中国人に会ったんじゃないかと思える程。快く泊めてくれた知り合いは、仕事で日本と中国を行ったり来たりしているのだが中国にいる間はこの部屋に泊まるんだとか。そして部屋の値段に食事がもともと2人の朝食が入ってるから明日バイキング食べれるよ、だって!たまらん。
 さて、知り合いと同じ会社で働いている日本人の方と一緒にお食事をということで重慶名物、「重慶火鍋」をいただく。重慶とは、あのアジア杯で避難ゴーゴーの大暴動が起こった所。そして中国の三大釜と言われていてめちゃ暑い事で有名。日本の企業も多数進出来ているらしい。そしてここの名物火鍋とは、まあその名の通り火のように燃える辛さのお鍋…ってことらしい。あー、辛いの大丈夫かな。まあビールでごまかしちゃえ。出てきたお店では真っ赤な火鍋の部分と、辛いのが苦手な人用に白いスープの部分が別れているお鍋だった。伝票に欲しい具の数を書いて小姐(にこりともしないウェイトレス)に渡すと持ってきてくれる。はずなんだけど、肉がなかなかこない。あそこのキッチンのカウンターにおいてある肉、さっきからあるけどうちらのじゃないの?持ってきてよ!と言ってもどっかに行ったきり持ってこない。ようわからん。さて、気になる火鍋のお味は… あ、おいしい。
 思ったより辛くもなく、濃厚なスープに分厚い肉がうまく合ってるじゃん。それに旅行中一番の晩餐なので張り切っていただいた。途中で珍味として白いぶよぶよしたのが出てきて、とりあえず食べてみる。あ、これもおいしい。なんだか濃ゆいからすごくお腹に貯まるけど。ところでこれ、何ですか?え、豚?あ、脳みそ? …。とてもおいしゅうございました。
 さて楽しい楽しいお鍋の翌日、どうなったかは書いたような気もする。まあそんな感じで、良い思い出になりました。