食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

山形に一番安く行く方法を考える

 今回の旅行で一番考えた事。それは「いかに交通費を安く上げるか」という事であった。なんて小さな男だ、と思われても仕方ない。本当に結構悩んだし。かなり考えて比較検討をしたつもりなので、何かの役に立てばと思い、載せてみる。高速バスもデフレの時代、しかし原油価格高騰によりなかなか経営も苦しいのか値上げするところが多い。こないだエジプト行きの飛行機を予約しようとしたら「税金とフエルサーチャージで2〜3万円みといてください」ってチケット5万2千円なのに3万円もプラスされたらむぅりぃなどと思った。

1位 ヒッチハイク 交通費としてはたぶん¥0。
でも、私は小心者なのでトラックの助手席に乗って高速道路を突っ走るなんて楽しそうだなあと思うけども、本当に切羽詰まった時にしかできなそうので基本的には除外。ていうか、迷惑がられないのかな。

2位 自転車 交通費としては¥0
1日で到着するのは難しいので食費などを考えると経済的ではないだろう。同じ金額を払うなら交通費より食べ物に使った方が幸せ、というのなら別だけど。何かふれあいはありそう。

3位 青春18きっぷ 1日あたり¥2300
上野から郡山や福島を経由して山形へ。朝早く出ないと着いた時には日が暮れてる…ってこともありえる。時間が良いと仙台まで1本で行けたりして楽。でも途中下車もできるから乗り継ぎしながらぶらぶらするのも楽しい。ずっと気になっている駅があるのだが奥羽本線にある峠駅。その隣のなんとか駅っていうのも同じ感じなんだけど、人気のない山中でガレージ状に囲まれた中に駅がある。回りには家も見当たらないし、どんな人がなんと目的で乗り降りする駅なのか気になる。1度降りてみたいけど未だ降りられず。ちなみに18きっぷはシーズンものなので対象期間内でないと使用できない。

4位 仙台ライナーネット予約(さくら観光)+路線バス ¥3800 所要時間約6〜7時間
夕方便3000円 夜行便3800円の2種類があるが、ここでは安い方を選択するので3000円を基準にする。これは¥ 3000で仙台まで行けるというバスだが、仙台からは山形への高速路線バスを利用。路線バスは山交バスと宮城交通が共同運行しているが価格は原油価格の影響で値上げされて¥800、多い時には5分に1本くらい。街を歩いていても頻繁に見かけるので便利。ただし、高速を走行する関係上、観光バス型の定員制。満席だと止まってくれないので、どうしても早く乗らなきゃ行けない場合はそれぞれ始発駅の仙台駅前か山形駅前から乗る必要がある。でも、さくら観光の夕方便が仙台に着くのは夜の結構いい時間なので山形行きの終バスは出ちゃってるという。。臨時便が出ていればもっと早く着ける。
さくら観光

5位 あおばビジネスライナーネット予約(ビジネストラベル)+路線バス ¥4000 所要時間約6〜7時間
3位と同じく高速バス+路線バス。あおばライナーはいつの間にか¥500値上げされていた。以前は仙台〜東京が片道¥500!!とかいうなんとも興奮する企画が時々あったんだけど、最近は見ないなあ。あおばライナーは1日に5便くらいあったりするので予定に合わせやすく、同日中に山形へ到着する事が可能。あおばライナー等は通常のJRバス等とは違いツアーの形式をとるので、キャンセル料が旅行までの日にちにより30%とか50%という計算をするので注意。JRバスなら数百円だけど。でも、ここなら便変更が無料で可能。
ビジネストラベル

6位 夜行バス(オリオンツアー) ¥4500 東京〜山形
格安スキー旅行の定番オリオン。お察しの通り、通常スキーに行く人たちが乗るバスに同乗して行くバス(たぶん)。でも「都市間高速バス」って専用のパンフレット作るくらいだから、蔵王で私以外みんな降りちゃったってことはないかもしれないけど。これの落とし穴は、パンフレットには大きく「¥3500〜」って書いてあるけどこれは特定のスペシャルデイの価格で、通常は¥4000。さらに仙台までならこれで済むが、山形まで行く場合は+¥500となる。金曜日の夜出発ならもう¥500加算となる。以前は大学生協にて予約すれば¥500引きだったんだけど、今は同価。
オリオンツアー 都市間バス

7位 JR鈍行列車の旅 ¥4620(学割使用) 所要時間6〜7時間
学校で発行してくれる学割証を利用して乗車券だけ購入。18きっぷのルートを普通の料金でたどるという事を考えるとちょっと寂しい。でも、宇都宮の餃子弁当は餃子が思ったよりたくさん入っているので嬉しくなった。バスよりは足が伸ばせたり、乗り継ぎの度に歩いたりできるので疲れにくい気がする。どちらも疲れる事には変わりないけど。

8位 JRバス さくらんぼ号 ¥6300 所要時間約6〜7時間
快適なJRバス。なんとなく、いすの快適さや座席の広さが違うような気がする。疲れにくいような。夜行だけだったのが2年前くらいに昼間2便、夜行1便に増便された。しかし、今年の1月に昼間2便は廃止。夜行だけに逆戻り。私は山形発の16時頃の便をよく利用したが、いつだって乗客は2〜4人だったもの。採算とれてなかったんだろうな。運転手曰く「まだ始めたばかりだからしばらくは続けるよ。」と言っていたけど、思ったより早く昼間便はなくなってしまった。チケットはバスセンターではなくみどりの窓口で買う。

9位 新幹線 つばさ号自由席 上野〜山形 ¥8800(学割使用) 所要時間約3時間
乗車券は都心であれば「都区内」なので東京駅からだろうが上野駅からだろうが値段は同じだが、新幹線は微妙に違うのでだいたい「上野〜山形」と指定する。その差額は¥200。途中駅から2人以上で並んで座る事は難しいかもしれないが、1人だったらどこかしらあいている事が多い。下りの場合、心配であればやはり東京駅から購入するのが吉。座席は飛行機の感覚が身に付いてしまった身としてはすごく広くて感激する。体感スピードも早い。自由席ユーザーとしては、1人なのに隣の席に荷物を置いて寝たフリをしたり、通路側に座ってむすっとしているおじさんなんかはちょっと苦手。座らせてくれよ、ここ自由席なんで。指定席料金は+¥530。

だいたいこんなものだろうと思う。だいぶけちけちなのを暴露しているみたいで恥ずかしいけどまあいいか。今は貧乏なので限られた予算の中、浮いたお金でおいしいものを食べたり、お酒を飲んだりという事に使えればこれもまた楽しいかなと考えている。山形名物玉こんにゃく、普通のこんにゃくだけど、山形へお越しの際はぜひご賞味下さい。