食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

椿

 椿というシャンプーのCMを見かけた。が、なかなか良いではないか資生堂。私は、外国のCMがまとまったDVDなんかを友人に見せてもらって「やっぱ外国のCMはセンスが違うねえ〜」などとのたまい喜んでいる人なので、日本のCM(特に大手のもの)はなんかもうちょっと工夫できないものなのかねえとつくづく思っている。(CMで思い出したが、ギリシャではなぜか洗剤系のCMが非常に多く、水道水に石灰が多く含まれるためかシャワーのヘッド部分にこびりついた石灰のかたまりを落とすための洗剤もあった。すごい。) 私の分析によると、人気あるいは有名な芸能人などを多額の契約金でCMなどに出てもらい、商品というよりはその芸能人のネームバリューにより製品を覚えてもらうという流れが日本式。一方、見た事ないような俳優が出て来て、俳優や製品そのものというよりCMの流れで製品を覚えてもらうというのが外国式。ちなみにCMは無数にありまとめてこんなくくり方ができる訳がないのですが、あくまで私のイメージという事で勘弁下さい。

 で、椿だが、これも同じく数名の女性芸能人が採用されている。え、こんなに?っていう位顔ぶれは豪華なのだが、それぞれ映るのは一瞬だったり後ろ姿だったり、芸能人としてのパワーより「日本の女性の美しさ」が前面に出され、ああ、日本人てきれいなんだなあと思ったりする。画像のコントラスト?って言うんだったか、そのあたりの具合もうまくできているなあと思う。椿って油もとれるくらいだから、髪の毛しっとりみたいな感じもするし、華としてもあまり派手でもなく、これは見てていい気分である。

 ちなみに、前述の”外国のCMがまとまったDVD”で一番印象に残っているのは確かデュレックス。あれは天才。