食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

レンタルビデオ下げ止まり

 レンタルビデオ協会のようなところの調査によると、ツタヤとかゲオの寡占化によりビデオのレンタル価格が下げ止まりの傾向にあるらしい。確かに、私も両方持っているし、名画座(早稲田)のカードはあるもののそれほど使わない。でも「これ絶対探すの大変そうだよな〜マイナーっぽいもん」というのを探しに行くと大抵あるのが嬉しい。1年生の時に「早稲田大学」っていうのを借りて、専門学校時代の早稲田の様子とか見て楽しかった。125周年記念に上映すればいいのに。でも大学主催でやってても見に行く気はあまりしないか。

 今、どの業界でも寡占化っていうのは進んでいるものだと思う。通りを見渡せば見なれたチェーンの飲食店ばかりだし、お買い物は映画館もあるでっかいショッピングセンターで。あくまで価格で勝負したら大きい所が強いというのは仕方ない事であるけど、教科書で習った「競争原理」みたいのが働かなくなる事は非常にマズいのではないかと思う。ちなみに、広辞苑第五版によると「…互いに競争している状態…」とあるけど、私の中では「広義の独占に含まれる」という方を重視したいところ。小さな店でも、全うな商品・サービスを提供しているならば、可能な限りそちらを応援したい。少数のお金持ちが支配する国は要らず、多数派が豊かな気分で暮らせる国を目指したい。そんな事を考えた。