食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

バイトをやめようと決めるとしたくなること

 それは昼休みのランチ巡り。私は極めてお金がないので、アルバイトに行くのに毎日800〜1000円の優雅なランチなんて食べていられない。1週間のうちランチに使える予算みたいなものがあって、週1度くらいは普通に食べれるけど、あとはだいたい安い所かお弁当だ。まあ、幸いにも日本橋には低価格から高価格ゴージャスまで一通り揃っているので、あとはお財布と相談するだけだ。

 ついでに、もう1つランチのレパートリーを限定する理由があり、それは「1度食べたところが満足する所であれば、かなりの頻度でそこに通い同じメニューを頼み続けてしまう」という事だ。誰かが、フジロックとかでは色んな料理の屋台が出ているのに、男は最初の日に食べた所に足しげく通い、女は毎日違い屋台で違う料理を食べてるんだよねー。とかいうのを言っていたのを思い出す。本当かどうか知らないが、私は当てはまるようだ。

 事情によりGWあけにバイトを辞める事になった。そうすると、今から計算してもあと10回出勤しないかもしれない。という事はあと10回もランチを日本橋で食べないかもしれない。ってことは、1度しかいってないおいしいあのとんかつ屋さんとか、外にあるメニューだけ見て気になったけどまだ行った事無い地下の妖しい店、立ち飲みバーのどんるびランチ…は量が少ないからいいや、その他行ってみよう!という気になり、バイトを辞める前は急激に昼食にかかるお金が膨らむのが私の常。

 さて今日はサフランというとんかつ屋に行こう!とんかつが食べたい!と朝から決めていたのに、昼休みになって行ってみると、なんと本日事情により休業。初めて見た。でも、そんな事でとんかつをあきらめる訳にはいかない。そしてどこかにとんかつが食べられる所はないかと探していたら、あったあった。八重洲松屋の向かいにあるやえす亭。なんか奥まったところにあるし、気になるな〜と思ったけど1度も入った事なかった。入ってみると予想通りそんなに広くはない。ていうか入り組んでて入っていいんだかいけないんだかよくわからない。待っていると「テレビの下の奥へどうぞ〜」と通される。相席なのだが、4人がけのテーブルの手前で食べている女性が一旦席をたってどいてくれないと、私が案内されたテレビの下奥の席にはたどり着けないのだ。申し訳ないなと思いながらも着席。あらかじめ注文は聞かれていたので間もなくとんかつ到着。美味。豚肉!って感じがして、とても良い気分だった。しいて言えばお皿がちょっとかわいすぎるか。量も多過ぎず少な過ぎず、午後も眠くならずに仕事できそう。とってもこじんまりした店でちょっとした隠れがみたいだ。かっぽうぎのお姉さんがいい人だった。