バグダッド・カフェ

　大学で、端末室にてＨＰ製作ばかりするのも能がない、と思ったというよりはちょっとうまくいかなすぎて飽きたのでＤＶＤを借りてみる事にした。中央図書館と違い、普通にパソコンが並んでいる教室で見るだけなのであまり泣けるやつとかは見れない。しかも、それほど最新のソフトは揃ってないので、ぱらぱらと見ながらなんか聞いた事ある「バグダッド・カフェ」をチョイス。なんとＶＨＳだった。久しぶりだ。
　内容はアメリカのバグダッドという砂漠地帯のカフェで繰り広げられる人間模様といった所。なんて暑苦しい映画だと思ったが、画面のすみに影があり、のぞき穴みたいになっていたり、主人公のフラッシュバック画面がえぐくてなかなかおもしろいやり方だなあと思う。最初はどろどろした映画なのかと思ったが、見ているうちにとてもさわやかな気分になって来た。結構名作かも。

　そういえば、以前「この教室にmacromediaのDream Waverって入ってますか」って聞くと、壁にはってあるインストールソフト一覧みたいな表を見て「入ってないみたいですね」と言われたので、とりあえずメールチェックだけでもしておくかと思ってログインしてみると、なんとmacromedia製品５種類フルラインナップのお出迎えであった。さらに、ＦＴＰでアップする時のパスワードって大学のだと学籍番号か何かですか？と聞くと「私は情報の授業を受けた世代ではないのでわからないです」と言う。実際には検索したら、早稲田ネットのアドレスを入力するのだと判明した。どちらも私がちょっと調べておけば分かる事だけど、使う前にちょっと確認しておこうと軽い気持ちで聞いたものに全然想像もしなかった答えが帰って来たので驚く。普段の端末室受付業務以外ではネットサーフィンをしながら時間をつぶし、私達の学費などの中から時給９００円をもらう彼ら。もうちょっと頼りになるサポーターであってほしいなあと思う。