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東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

少子化を解決しよう!

mokich2006-08-17


 人口の多さでは中国についで世界2位のインド。去年のガイドブックを見てももう数千万の単位で人口が違う。中国には登録されてない人口が1億くらいいるって言われているようだから、まあ、実際にはもうちょびっとハードルは高いようだけど、まあ順調に?いけばもうすぐインドが1位になるのだろう。そういえば、道路を歩いていても、うようよと子供がいるわいるわ。私の教えている小学校(小学校で短期の先生をしている)に行く途中でも、違う制服を着た小学生くらいの子供達がまるでここは大手町の朝830かと思うかのごとく押し寄せてくる(おおげさ)。とにかく、大人と同じくらい子供もいるんじゃないかな。

 単純に考えて、夫婦が結婚したら2人の子どもがいないと将来の人口が目減りする事になる。うちは3人いるけど「多いねー」と言われるし、たまに3人兄弟の末っ子の人に出会ったりすると変な親近感がわいたりする。けど、インドは「7人兄弟姉妹の4番目」とかそういうのがまだ結構いる。まだ、と言ったのはシティ派の中では子どもをもたない夫婦や、1、2人の子どもに良い教育を受けさせるというどっかで聞いたような傾向があるらしいから。

 それに対して、日本は相変わらずの少子化傾向だよねまだ。子どもが育てやすいと言われてるデンマークあたりでも少子化の傾向が強くなってきたというから結構世界中やばいところはやばいのかもね。でも、やばいねーだけで済まなそうだから恐ろしい。自分だって少子化の「子」の方のままではいつまでもいられない。そこで、どうやったら少子化はなくなるでしょう?を考えてみるだめ学生バージョン。

 ここバンガロールでは結構頻繁に停電がある。といっても週に数回、夜なら長くて30分程度か。たまに昼間に数時間ってこともなくもないけど。そうすると冷蔵庫の牛乳なんかはおそろしくて飲めない。夜に停電があった場合、バッテリーのいかれた私のパソコンは動かなくなるし、とてもじゃないけど勉強もろうそくの光だけでは暗くてできない。だからする事が無くて、ベランダに出てぼけーっとしたりビールを飲み始めちゃったりとかするのだ。じゃあこの時間、みんなは何をしているのか? 






 知りませんそんなこと。



 でも、アメリカ?でいつだったか大停電が起きた時に小ベビーブームが起きたって聞いた事があるけど、これはまんざらでもないと思う。だって他にすることといったら星を眺めて「あーあれが夏の大三角で、ああでもあとはわかんないや」と投げ出すくらい。日本も少子化を避けたかったら、東京電力とか東北電力に働きかけて時々停電にするようにしたらいい。冬の夜とか効果的なんじゃないかな。星はよく見えるし寒いし。夏はただでさえ暑いのにクーラーも扇風機もなくなったら生きる希望を失いそうだから。

 まあ、新卒採用を増やしたといっても働き盛りの世代はしゃかりき忙しいと思われるので、定期的に停電になんてなったら発狂するか、会社が自家発電を導入するか、どちらにせよ簡単には仕事への執着に勝てないだろうとは思う。そう考えると、人口は当分増えねーなこりゃ、と。やっぱ少子化問題は難しいのだという事がよーく分かった。一学生に解決できる問題ではないようだ。けど、俺が子どもを6000万人くらい作るとバランスがとれるのかな。そこまでいったらもうマハラジャじゃくちゃ無理だろう。


 もう1つ、日本の制度では少なくとも16歳までは子どもは「育てるもの」である。義務教育があるし、自分で稼がせる事もできないし。その間は理論上、完璧に親の保護下で社会に出る準備をするものだ。

 しかしここインドでは、子どもが路上で古本を売っていたり物乞いをしていたりっていうのは分かるけど、小学生くらいの男の子がレストランで給仕をしていたり、市バスの定期券売り場で働いていたりするのだ。八百屋とか食堂くらいなら、ああ息子なのかなって思うけど、市バスの定期売り場ってちゃんと雇われて働いてるってこと?と謎は深まるばかり。子どもだってまだ小さいからって守られるという訳でもなく、立派な稼ぎ手になりえるのだ。これは親としては助かるだろう。ただ、子どもの将来を考えると字の読み書きとか、これからの選択肢なんかは狭まってしまうと思うけど。