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東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

マイソール特集その3 バスターミナルの裏とは

 目指すはガイドに載ってる25ルピーのドミトリー。しかし、地図には印がなく「バスターミナルの裏」としか書いていない。バスターミナルの裏ってどこやねん!!と半切れ状態でさまよい歩く。たくさん”LODGE”の看板はあるものの、目指すロッジは見つからず。

 ちなみにLODGEというとオサレな感じがするけど、これは安ホテル(しかもカップル向け?インド人の友人にそう言われたけど、おっさん1人の客なんかもいたしそうだとは思わないんだけど)の意味らしい。じゃあHOTELは?というと、食堂に使われる。そこらの食堂がHOTEL NANDINIとかそういう感じなのだ。

 あー、もー見つからないや。ガイドブックめ、もうちょっと詳しく書きやがれ!と思ってふと空を見上げると…。あ…、あった。なんと、”バスターミナルの裏”という表現を信じないで、出入り口がある側ばかり探していたのだけど、実はその正反対の、バスターミナルの塀の向こうにあったのだった。確かに裏である。うーーーーーむ。

 とにかくチェックインしちゃおー。と思ってドミトリー1人よろしくう!とフロントに行ってみると誰もいない。何度呼んでも誰も来やしない。あきらめてロビーの新聞を読んで待つ事15分。いきなり「呼んだ?」とでも言わんばかりに少年が出て来た。ドミトリー泊まりたいんだけど。というと、ドミトリーないっす、との返事。シングルが120ルピーらしい。じゃあ他を見てくるといってその辺のを手当りしだいに物色。今日は日曜日でもう観光客は帰っちゃったからか、どこのホテルも閑散としている。これは静かでいいや。ディスカウントもきくし。と思っていたのだけど、値段がどこも倍以上。テレビもあるしホットシャワーも使えるし、清潔だし、でもボルボコーチで思わぬ出費をしてしまったのでここは切り詰めなければならない。100ルピーの金額差と、この快適度の差を天秤にかけた所、100ルピーを節約する方が勝った。そこで、バスターミナルへゴーバック。すると案の定、また誰もおらず。待つ事15分。また少年登場。こういうのはとりあえず言ってみるもので、本には100ルピーって書いてあったよ。と言うと、ちょっと迷った挙げ句100ルピーにしてくれた。ラッキー!今は空いてるし、そんなもんかな。

 部屋は4階建ての4階。バスターミナルに面していて騒音が激しいが、騒音には慣れているので問題なし。眺めがいいのが気に入った。階段を上り下りする際に、たいてい鳩がたむろしていて、私が通ろうとすると頭をかすめて猛スピードで飛び抜けていくのがびびって困るくらいだ。

 さて時刻は5時半。水シャワーを浴びてマイソールパレスのライトアップへ行こう。