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東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

快適!闇バスライフ!

 先日お伝えした市内3000台、280万人をさばくバンガロールメトロポリタンなんちゃらかんちゃら(通称BMTC)ですが、ダイヤなんてあってないようなもので、来る時は来るし、来ない時は1時間待っても来ない!それもそのはず、時刻表じゃ次のバスは90分後だもん。ていうのを後から知った事があり、その時は実に80分まちぼーけ。車掌に聞いても「every one hour」とかいうだけで、何分!?だよっ。なんて知ろうと思わない方がいいのかもひれまへん。

 だから、全線乗り放題の定期を持っている身としては是が非ともBMTCバスを利用したい所なんだけど、バスの流し方がどうなってるのか知らないけど、ほんっとに来る路線はバンバン立て続けにバスが数珠つなぎに来るのに、来ない所は本当に来ない。路上にこんだけ人が溢れて待ってるんだからもうちょっと増やしたら?!とも思うけどただひたすら待つのみ。

 そんな時に利用したいのが闇バスもしくは闇バンです。闇バスなんていうとパッカーの人はチベットを連想してしまうかもしれないけど、バンガロールではもうちょっとオープン。でも表向きは旅行会社とか企業の送迎バスを装ってるみたいだからもしかしたらすれすれなのかもしれないけど、路線と時間帯によってはバスよりもたくさん走ってるし値段はあまり変わらないし現金客には良い乗り物。

 これは色々な種類があるけど
1:ふっつーの乗用車 運がいいとトヨタとか。 
2:白バン なんとかトラベルとかどっかの会社のステッカーが貼ってある場合が多い
3:バス 私営バスとしてのサービスのと、スクールバスがおそらくお小遣い稼ぎに空いてる席に一般人も乗せてるっていうケースもあるっぽい。
4:バイクの後部座席 完全に普通の人に後部座席に乗せてもらう

 てな感じかな。

 だいたい白バンはバス停でバスを待っていると目の前に止まるので、乗りたい人は車にダッシュ!そして助手席から運転席に向かって行き先を連呼。運転手がうなずくとめでたく行き先の合致する白バンゲット。次に座席の確保だけど、朝のラッシュ時なんかは後部座席は満席。この時は迷わず後部の荷物とか置くところに乗り込むのだ。満席時で、助手席2人、後部座席4人、荷物置き場に4人て感じかな。日本だったら4、5人+荷物で乗るようなサイズの車に。どうしても乗りたい時は無理矢理荷物置き場に4人いる所にかなりの中腰で入れてもらう感じ。結構しんどい。

 それに比べてちょっとしたミニバスみたいなサイズのもあるんだけど、これも同じく通路までぎゅうぎゅう詰めに人間が入り込むので、降りるのがまた一苦労。ただでさえ通路が狭いミニバスでどうやって一番前のドアまで行けと?おちおちしてたら、あ!もう人が続々と乗り込んで来ちゃった!なんてことに。

 どちらにせよ、ラッシュ時のバスは市営バスでも闇でも色々頭を使うので面倒くさい。できるなら乗りたくない乗り物である。中古バイクがあったら一番いいんだけどなあ。せっかく造った国際免許証、実家の引き出しに忘れて来ちゃったし。旅行保険も運転中の事故には対応してないようだし。(正確には自分の治療費はまかなってくれるが、相手に対する賠償は補償されないらしい) 運転しない方がいいという事だろう。しかも交通事情は最悪に近いし。次回はバンガロールの変わり行く交通事情について。