国語って何語？

　毎日新聞で始まっているシリーズ”巨像の実像”が結構面白い。要は現在急成長中のインドについて、その現実をレポートしているものである。今日でたぶん初回を含めて４回目だと思うけど毎回「そうそう」とか「あーそういうことだったのね」とうなづく記事ばかり。
　今日の記事の中に「僕の学校の国語の先生は１年前にいなくなってから後任がこないんだ」という学生の声が載っていたが、これはそんなに珍しいことではないっぽい。子だくさんの国インドでは学校もあちこちにあり、「先生」という職業の人にも結構会う。しかーし、なぜかある日突然こなくなったりするのだ(私の学校での話)。登校拒否？まあ原因はだいたい想像はつく。校長とその裏にいる会長的な人と、その他教師、子供の親の連携が明らかにうまくいっていない。話がすぐこじれる。そして給料が遅れる。となれば「やーめたっ」となるのは当然である。日本では我慢しようとする人が多いかもしれないけど。

　まあ今日は愚痴を書きたいのではなくて、インドの現在に興味があるならばこのシリーズはとても興味深いのでおすすめだす。ということを言いたかったのでした。