お前のものは俺のもの インド哲学
いやー、戻ってきてちょうど1ヶ月くらいしか経ってないというのにいろいろな事が立て続けに起こり過ぎだ。
うちにはカンケーねーじゃん!とも言いたくなっちゃう気もするんだけど、隣に住んでるオーナーの話。なんかある時、帰ってきたら「明日の朝でかける時、鍵をうちに預けてってくれる?」と言われる。なんでやねん!と思ったら、大事な行事があって料理をたくさん作らなくちゃならないから台所を貸してほしいの。という。そのかわり?明日の昼はうちで食べてって頂戴! まあ、台所くらいならいっかー、ガスタンクもまだ余裕結構あるし。と思っていたら、朝の7時前からドアをダンダンダンダン!と叩かれ台所はまたたくまに占領された。
そんじゃ学校行ってきまーす と行って鍵を預けて出かけようとしたら「朝ご飯食べてないでしょう!食べて行きなさい!」と言われ有無を言わさず朝食。いやー、バスが〜
さて、びっくりしたのはその夜。なんだか親戚がたくさん集まっているらしいっていうのは分かっていたんだけど21時くらいに突然おっさんが入ってきて「オーナーの兄弟だよ ガーッハッハー!」みたいな事を言っている。オーナーも英語がほとんど英語しゃべれないんだけど「My brother, very very very goood? キャーッハッハ」てな感じ。結局、そのおっさんと、もう1人の親戚が向こうに寝る場所がないからこっちに寝かせてくれという話で、別にいいよ 寝られないんだったらしょうがない じゃあまた後で… と思ったらそこから動く気配がない。という事は?そう、強制就寝。至急台所を片付けて寝る場所を用意して、布団は譲ってしまったので私たちはござで、台所で寝る事となる。いやあ、ござでござるか〜、明日は寝不足で辛いでござる!と思っていたんだけど、思い切り快眠してしまった。どうやら耐性ができてきたみたい。
インドでは、お前のものは俺のもの というジャイアンっぽい考え方が案外通用しちゃうので、本当に触られたくないものは分からないところに閉まっておくべし。