食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

目下の問題は春休みの旅行先

mokich2007-01-13


 とかいう学生がわんさかいると思うので、一番ツカえる旅行先選びのコツと題して、コツなんて実際ないからお勧めだけ列挙しようというこの企画。あ、でも普通ひこーきの予約ってみんなすごく早くするよね。留学するチケットを3日前に買った私が似たような人のためにお送りします。

 第5位! タイ北部 チェンマイ (チェンライもいい)

 バンコクから寝台電車で一晩のチェンマイ。夜出発して朝につくのでちょうどいい。チェンライも寄りたいなら飛行機でチェンマイ行きのチケットを買うと、チェンライ経由で、しかもストップオーバーが3日くらいまで無料でできるのでらくちん!チェンマイといえば?というくらい有名なナイトマーケット。関西の2、3重路駐なんて目じゃないくらいの3、4重露店。ぎっしりと!そしてお安く!買い物ができまーす。北部の少数民族が作るカエルの鳴き声のする置物とかアクセサリーの押し売りがうざい。でもかえるの置物は本当にかえるみたいな音が出るからちょっと欲しい。実はナイトマーケットよりは朝からずっと道ばたに座り込んでアクセサリーとか作ってるキツそうなおばちゃんから買ってあげたいところ。買い物とごちゃごちゃに疲れたら、イチゴシェイクで一服。ナイトバザールで飲んだイチゴシェイクが一番水が少なくて、つまりイチゴ率が高くてうまかった。暑いところはフルーツで栄養補給するのが吉。

 第4位! ドイツ北部 ハンブルグ

 ドイツ=ビールという公式が私の中でもう完成してんだけど、そんくらいビールがうまい!とにかくうまい!ソーセージもおいしく感じる!ビールはちょっと違う街に行くだけでもう全く違う味の地ビールがあるので果てしなく楽しめる。ピザスタンドのピザはちょっと冷めてる。焼き直してくれるんだけどすぐ冷めちゃう。友人は、あのベルリンの霧がかっててくらーい雰囲気が好きなのと言っていたけど、そんなベルリンへもハンブルグから電車で数時間。やっぱり発達してる国は移動が楽やわー。二等車両で楽勝。週末だったら5人まで乗り放題の電車チケットが45ユーロとかそんなんだった気がする。隣町リューベックにはマジパンとかいうあまりおいしくないケーキの類いがあるんだけど、それも話のタネにはなるし。リューベックは何も無いけど島内(中心部にあたる旧市街は島になってる)は雰囲気が落ち着いてていいし、のんびりするには最適。有楽町ガード下のドイツビール屋にたまに行くけど、高いし、本場ほど「うっ!違う!」って感じがしないので、おもしろくない。サービスはばっちりドイツ的。

 第3位! インド バンガロール

 インドde左官!があるし、2007年は日印交流元年でなんだかおめでたい雰囲気だし、昨日発表されたロンリープラネット(地球の迷い方のワールドワイド版。迷い方を使ってるのは日本人と韓国人くらいで、あとの外国人は必ずと言っていいほどロンリープラネット。情報量は迷い方の比ではない。プラス1000円出す余裕があるならコッチの方がお勧め。) "World's Hotspots 2007"で2位に堂々のランクイン。ちなみに1位は中国。「旅行の世界でも今年はアジアの時代だ」とか。Visa On Arrivalっていう、インドの空港に到着してからビザがとれる(もとい買える)ちょー便利なシステムが導入されるらしいんだけど、いつになることやら。しかーし、パスポートにビザのシールが貼られるのはそれなりに楽しくもある。

 第2位! フィンランド どこでも

 フィンランドと言えば!"ヨーロッパに一番近い翼"ってフィンランド経由が一番早いらしいですよ。へー。ムーミンとかサーモンとかもすごく惹かれるところだけどここはサウナ!湖畔に立ったサウナの中で怪しい木の枝をバシバシ体に叩き付けながら、暑くなったら小屋の外へ逃亡!10メートル先のわかさぎ釣りよりでかい穴にダイブ!たぶん死ぬほど冷たいと思うんだけど、ソッコーサウナに逃げ帰る。懲りずにまた脱獄… を繰り返し全身フルリフレッシュ!まさに五感で味わうサウナ!そして、充実した福祉の根源はサウナにあった。とか豪語して帰国。顔からは想像もつかないくらいロシア人によるロシア人のためのかわいい日本語機内放送も今は昔。日本人CAがいるらしい。まさか評価が上がってたり…はしないよね。アエロフロート

 第1位! トルコ イスタンブールカッパドキア

 なんたって鯖!鯖サンドが名物なのって言われただけで行きたくなっちゃった私。フランスパン?と鯖のコラボレーションに感動!味は…、まあ鯖だよね。とかいいつつ、ガラタ橋のふもとで鯖サンドを食いながら渡し船を眺めつつなんていう自分に酔えるのも悪くない。ゲイの人にナンパされて戸惑うがちょっと嬉しいような気がするのでまあ良しとする。
 そして冬のカッパドキアはオフシーズン!これはすっごく哀愁が漂っててお勧め!名物の洞窟ホテルにも5ドルとか10ドルで泊まれるし。値切りまくり。私が泊まったのはGUMUSUとかいう所だったけど、客が日本人学生ばかり3人くらいだった。とーぜん、みんなドミトリー5ドルで同じ部屋でわいわいがやがや。観光に疲れたらネブシェヒルまで行ってハマムでまともに洗ってない体からあかと疲れを落とす!サウナ&マッサージ&あかすり&水プール&チャイのフルサービス満点で約800円!イスタンブールではサウナの要素しか無くて2000円とられたとか聞いたのでびっくりした。ここなら毎日行ってもいい。っていうか毎日行ったらたぶん日本に帰ってこられなくなる。ハマムから帰ってきたらトルコワインを飲みながら岩に囲まれてぼーっと過ごす。

 春休みの旅行ってのは、どうやら他の外国の休みシーズンとはかぶってないらしく会う旅行者と言えば日本人ばかり。私はフランスに留学中の韓国人にも会ったけど、あとは謎の20代後半英語ペラペラ韓国人とか、フリーターアイルランド人とか。その分どこ行っても値段が安めで済むので(特にホテル)いいと思う。なにより飛行機代が安いしね。睡眠薬強盗とか危ない要素はたくさんあるけど、睡眠薬強盗に限って言えばほとんど、一人で旅行してる男 だとのこと。ガイドブックには注意すべきことがちゃんと書いてあるのでよく読んでから行きましょう。それじゃあ楽しい春休みを!の前に試験しっかりね!