食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

さてどうなったスキミング 仮最終章

 学校も全て終わり、帰国もあと2週間後!もううっきうきである。家でいらなくなったもの(DVDプレーヤーとかガスタンクとか)の処分がちょっとやっかいなんだけどそれ以外はおおむねわくわくしているのであまり負担に感じない。あとはデリーに行くための足を電車にするか飛行機にするか決断するのみ!トランクとかあって重いのでそれが悩みのタネ。でもインド人は超大量に荷物持ってる人ばかりだからなー、なんとなかるかな電車でも。さて、けーさつ体験たぶん最終章。

 そしてその翌日にもう一度地元警察に出向くと、「無理。受け取れない。」の一点張り。理由を尋ねると、

「証拠が無い。」
「何が証拠になるか?そんなの自分で考えろ。」
「結局証拠の出しようがないから、調べるのは無理。」
「どうやってカードを偽造してお金をおろせるんだ。暗証番号も知らないのに。」
「自作自演じゃないの。」
「友人以外にお金をおろせる人はいないでしょう。寝てる時とか。そうに決まってる」
「これはバンガロールでは初めてのケースだから無理。ありえない。」
「誰もそんな小さな金額のためにそんな犯罪おかさない。」
「日本はなんだってできる国だ。」
「金額が小さいから受理できない。」

と1時間近くぶりぶりぶり〜んと言われたあげく「紛失届に書き換えたら受理してやる。」と言われその場で書き直せられる。ご丁寧に「あんたバイク持ってる?無いの?じゃあバスターミナルから家に帰る途中のバスでなくしたとかって書いたらいいよ。」とのご指導まで。カードは無くしてないのに!とさんざわめいても、証拠が無いから無理と言われああ無念。。表情を見ている限り、面倒なことは引き受けたくない系のオーラがもわもわと出ていた気がする。昨日のCCPSの人は論理的に話をしていたし、アドバイスも的確だったからよい印象だったんだけど。

 警察からの証明が「被害届」から「紛失届け」になっちゃったら、銀行は俺に過失があったって判断してお金は戻ってこないんじゃないの?と思うが、あの状況で私1人で戦うのはあれ以上無理だった。1人で行ったのが間違いだったかも。てか、あれ以上逆らったら今後いざという時になんもサポートしてもらえなくなるんじゃないかという危機感。はあ、つかれた。日本が恋しいよお。

(追記:先日友人が遊びにきた時に貸してくれた『インド旅行記1』中谷美紀著を読んでいたら全く同じようなあしらわれ方をしていた。しかしそこは女優。俺もちったあ演技してみればよかったな。ちなみに本のタイトルはうろ覚え。間違ってたらごめん。妹尾河童の『河童が覗いたインド』は読み物としてすっごくおもしろいが、なにぶん20年ちかく経っているので今のインドを知るにはちょっと難あり。実際はあまり変わってないと思うけど。中谷美紀の『インド旅行記1〜4』は旅行者から見た現代のインドみたいなものが知りたければ読んでみる価値はある。ブログをまとめ読みしてるみたいな気分になる。)