食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

けーってきたど

mokich2007-03-19


 やーっと帰国!長かった〜、留学の1年(正確には約10ヶ月)はあっという間だったけど、フライトの15時間は長過ぎる。あれは地獄。

 出発直後から原因不明のdiarrheaに襲われ、かなりぎりぎりの状態でバンガロールからデリーで乗り継ぎ。アシアナ航空だからもうこっからは安心!と思っていたが、、、そうだった。。やっぱりまだインドだった。。。チェックインカウンターもインド人だった。。。というわけで、ありえない長さのチェックインの列を1時間近く待ち、「私は待つ必要がないのよ」とか自慢しつつ金持ちインド人が列を無視して先頭に行くとそいつを優先扱いしてチェックイン業務を始めるカウンター。みんな荷物がやたら多いので「超過料金が高い!」とゴネるインド人。2時間半前にチェックインの列に並んだのにゲートに着いたのはもう20分前だった。寄り道してないのに!デリー空港では早めにチェックインを済ませよう。 飛行機の中では乗客のインド人は機内放送とかCAの言う事を聞いていないので、皆大変そう。どうやらこのインド人達の大半はトランジットでアメリカ方面に向かうようだ。さすが「WORLD BEST HUB」。 ソウルについてみるとトランクがパキパキッと逝ってしまわれていたのでその手続きに時間がかかり、出迎えの友人に呼び出し放送まで入れさせてしまった。でもこっからさすが韓国。カウンターのお姉さんの笑顔にいやされる。たどり着いた友人の家では気分が悪く寝っぱなし。なのに予定を変更して友人を呼び料理を作らせてくれる優しさに感激しつつ、肉を2かけらだけいただく。うまか〜、やっぱ韓国海苔コチュジャンだ。これこれ!とか思ってたらソジュ(焼酎)を飲み過ぎてしまい酔っぱらった。

 偶然?同じ日にちにソウルに来ていた両親と翌日夕食。10キロ近い荷物を渡し「これ持って帰ってちょ」と頼んでおいた。いや〜、トランク軽くなったー!

 そして念願のモクギョタン!(日本で言う銭湯)。インドではどこ行ったってホットシャワーはあってもホテルなんかじゃまともに出ないし、バスタブなんてもってのほか。一生「風呂」なんて見た事ないで人生を終える人だって山ほどいるだろう。ソウルのモクギョタン、もしくはチンチルバンはすばらしい!私が連れて行ってもらったところは4000ウォンで風呂が5種類くらい、サウナが3種類くらい、さらにアカスリ15000ウォン、タオルは洗うのも拭くのもあるし、歯磨き粉もせっけんももちろんシャンプーも完備。風呂につかれたらおもむろに置いてあるデッキチェアで一眠り。新聞も読んでたよ。携帯も使っていたよ。湯気で壊れないのか?トイレに行きたくなったら洗い場のはじっこにある小便器でシーっとな。風呂上がりにはなぜかゆで卵。サウナの遠赤外線でゆで卵ができるらしい。そしてお肌にいいらしい。ドライヤーもクシもローションも使い放題!いやー、本当に歯ブラシとパンツ以外なんも持って行かずに全てが足りているのである。完璧!しかしスーパー銭湯なんて仰々しい名前でもなく、これが普通なんだそうだ。家に風呂がちゃんとついてる大学生の友人だって「週に2回くらい行」っているというし、日本で言う「うちに風呂があるのになんで金払ってまで外で風呂に」という感覚ではないらしい。これはすばらしいことだ。ここと比べると日本の銭湯はしょっぼいと言わざるを得ないが、日本の銭湯には”風情”がある。昔のやつにはね。みんなためしに1ヶ月、週1で銭湯行ってみたらたぶんハマるのになー。頑張れ、日本の銭湯!

 来週インチョン空港まで開通するという電車を横目にバスで空港へ行きさ〜よう〜なら〜。ここからは気流の都合上、たった1時間45分で成田へ。早く!早く!新しい韓国ドラマか、大長今とかいうまたすさまじい人間関係の宮中ドラマを観賞。機内食には大長今のおまんじゅうもついていた。流行ってる?


 日本に着いた最初の感想。

「寒い」 「何もかもが静か」 「寒い」 「みんな優しい」 「寒い」 「寒い」 「女子高生スカート短すぎ」 「電車の中で女の人が話している内容がくだらなすぎる」 「京成の年間バス定期6万円て安いかも」 「タクシーたけ〜」


 ただいま、ニッポン。