食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

今夜、月明かりの下で

 今日はひさびさに愛チャリ「たんさん号」でサイクリング。休日の東京は走りやすくていい。歩道のタイルとかごつごつして疲れるんだよね。なにげに高そうな自転車にスパッツ装備で乗ってる人が多くて驚いた。行き先はリトルインディアと言われている西葛西。帰ってきてからというもの、インド人を街で見かけると親近感を感じてしまうのだ。お友達になりたいの〜。さて、印度話。



 同じく村を訪れた時の話。友人の実家は村では中流らしく(自分で中流だと言っていた 中流家庭にはバイクがあるらしい)、コンクリ造りのしっかりした家。外はちょー暑いけど、コンクリがひやっとしているので家の中にいて昼寝をしている分には快適。

 でも、

 1つ困ったのが音入れ。タイミング悪く出発前にお腹の調子が悪くなった私。家に到着したとたん、「トイレ貸してくれ!」と言ったんだけど、「アウトサイドだよー、はっはっは!」

 そう!トイレがないのであった! アウトサイドの意味するところは、歩いて1分くらいの原っぱに行って自然に返してこい、ということである。それは昼だって夜だって同じ事なのだが、、、

 時は明け方4時。といっても外はまだ真っ暗。がしかし、調子の悪いお腹はなかなか言う事を聞いてくれない。仕方なく起き上がって水の入ったペットボトルを持ちいざ、草原へ。お隣の牛を飼っている家はもう起きだして牛にえさをやったりしている。いやーなんかのどかだな〜と思う反面早足で場所選び。そんなに草がぼうぼうなわけではないので特に迷う事は無し。

 さーて用が済んでほっと一息したとき、気がついた。すっげーーーーー★。

 まぶしい月明かりに浮かび上がる見渡す限りの草原。にょきっと数本だけ生えたココナツの木がシルクロードを思わせる(おーげさ)。月の〜さばくを〜♪ 

 と思わず歌いだしそうな情景にハマってしまい、毎晩通った事は言うまでもない。