食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

これこれ、これだよ

 インド留学中に困ったのは、やっぱり食事。困るってほどでもないけど、あー食べたい!と思った時に食材も調味料もないので食べられない。。というのはなかなかに絶望的なのだ。特に、ディスカバリーチャンネルでJAPAN WEEKをやっていた時はシースーとかテンプーラとかが毎日のようにテレビに映っていたのでなかなかしんどかった。

 で、食べたいものリストをあげてみると、

天ぷら、すし、特にしめさば、シャケ、とんかつ、餃子、宅配ピザインドカレー

といった感じ。B級グルメが多いのは無視。最後の2つがちょっと変なので解説してみると、宅配ピザのあのこってりした感じはレストランでは味わえず、またインドのドミノピザにも何度か通ったけど、味がさっぱりしすぎてベジでもノンベジでもどのピザを頼んでも味が薄い。やっぱり日本で売ってるようなチキテリとかポテマヨとか、マヨネーズ、チキン系のピザに勝るものはなかなかないかも。バジリコとか、ただのマルゲリータもやはり日本のがうまいと思う。

そしてインドカレー。は?と思うかもしれないけど食べたかったのー。
ご存知インドはでかい国。国土は日本の9倍。人口だって9倍くらいある。縦にも横にも長いので、場所によって言葉も違うし、気候も違うし、食事も違う。私がいた南インドはカレーと言えば水っぽいカレーが中心。どっちかってーとスープって感じなのだ。日本では札幌がスープカレーの本場? 対して北部にいくといわゆる私たちが知っているちょっとどろっとしたカレーなのだ。家で作るカレーも、そこらのインドカレー屋で食べるカレーも基本的には北部系カレーなのである。

留学前、チキンカレーwith玉子 しか作れなかった私は「よーし、留学中に料理のひとつも作れるようになったるでー」と思っていたので結構頑張って料理をしていた。けど、やっぱり南インド人に料理法を聞けば南インドカレーになるのは当たり前。どれも水っぽいんだなー。どうやったらああやってとろみがつくんだろう。インドではカレーのルーなんて超便利なものは存在しないので自分でコリアンダーとかクミンとかのパウダーを適当に使って味付けをする。だからあのとろみの正体がわからん。片栗粉?英語でなんて言うのか分からない。

というわけで、行ってきましたインドカレー御茶ノ水にあるシャリマールってカレー屋なんだけど、うまい。今日はサグチキンとマトンカレーをナンで食べる。っていうか、いつでもナンである。でおいしいなあーと思って、店員はみんなヒンディー語でしゃべってるぽかったのでちょっとだけ知ってるヒンディーで話してみたら超話が発展。気づけば客が俺らしかいなかったし。んで、店員の1人が同じくバンガロール出身だという事が分かって大盛り上がりになってしまった。これ北部のカレーでしょ?と聞くとやはりそうだと言われたが、それと店員の出身とは別の問題のようだ。バンガロールがどうのとかマイソールがどうのとかでサラダとか紅茶が出てきたりして満腹。土日の1000円食べ放題にぜひ来いと猛プッシュを受け帰ってきた。

やー、営業中でも暇ならだらける、知ってる人がくればおしゃべり、なんともこのテンポがいいと思った帰国2週間後であった。

ちなみにインドカレーの個人的お勧めは
御茶ノ水 シャリマール (秋葉原付近にもお店あり)
高田馬場さかえ通り、早稲田通り、池袋等 グレートインディア
湯島、銀座 デリー
の3店。