食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

全部コピー商品です

 最近やっぱりテレビを見ていると「インド株」とか「日本企業、インド進出」とかってニュースでインドの映像を目にする機会が多い。特に意識して番組選んでるわけでもないのに。そして案の定、インドの風景を見ると「ああ、帰りたいなあ」と思ってしまう。最初はそんなんになるとは全く思っていなくて、インドに来た頃に有る人に「インドにまた来たいなあと思えるようになるといいね」みたいな事を言われても「まっさかねえ〜、こんなとこに」と思っていたんだけど、今、まさにそうなってしまっt。人間1年あればどう変わるか分かったもんじゃない。今日入社式を迎えた「会社のために、お客様のために頑張ります」とかなんとかテレビで言っていた新入社員、行員、職員なども1年後にはどうなってるかなんて分からんな。と、煮え切らない就職活動への八つ当たりはそのへんにして、今日見たのはWBSの1特集。日本メーカーのインドでの現状を探ったものだ。

 具体的にはSONYはアメリカ、ヨーロッパでのブランド力はナンバー1だけど、じゃあ今注目のインドではどうでしょう?という感じ。実際にレポーターが現地で電気屋さんを回ってみたんだけど日本製品は見つからず。店員に聞いてみると「全部コピー製品でインド製です。」と言われていた。私がテレビを買おうと思った時も聞いた事ないブランドばかりだったもんなー。AKAIとかFUNAIとか。前者は海外向けに作ってる日本メーカーだったっけ。HITACHIのテレビなんかもたまにあるんだけど、日本製だとは思われていなかった。

 実際私が買ったテレビは聞いた事ないブランドだったし、DVDプレーヤー(再生専用)はSUMSONIC。おそらく、SUMSUNGとPANASONICがくっついたオリジナルブランドであろう。1年間の商品保証がない代わりに電気屋さんの店頭で店員の暇つぶし用のテレビにつないで実際に操作して「ね?動くっしょ?ノープロブレム!」と言っていた。どうせ壊れたって持ってくれば100ルピーとかで直してくれそうだし。

 一般人の間ではSUMSUNGがだいぶ認知度があるものの、その製品を持っているかと言うとそれはちょっと別の話。SONYとかPANASONICもアラブ?中国?とか言われていたから、「技術がすごい日本」を後ろ盾に売りたければ「MADE IN JAPAN」を全面に出していったほうがいいかもしれない。幸い、インドでは日本に対して反感ってそんなに感じられなかったし。インド行きたいなー。