食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

広告に垣間見えるおセンス

 私は大手町駅で丸の内線と東西線の連絡通路を良く使う。飯田橋もそうだけど、東西線ってどうも同じ駅で乗り換える時にやたら歩かされる事が多いので個人的にはあまり好きじゃない。ラッシュの大手町じゃホームに降りるのに階段が詰まって動かなかったりするし。

 んで、インドから帰ってきたらこの連絡通路が巨大広告スペースになっていた。以前から、ガラス扉付きの1m?×2、3m?×50cmくらいの広告スペースがあるんだけど、どこもうまく使えてないような気がするなーとは思っていた。せっかく立体スペースがあるのにネオン看板が並んでいるだけだったり、どうも地味なのだ。といっても私だってうまい考え浮かばないけどね。

 今回言いたいのはそちらじゃなくて最近使い始めたと思うただの壁の部分。これは2m×20m?くらいあるかな。壁が一部分、巨大なポスタースペースになっていて、今までは巨大なモデルさんの写真と商品の写真なんかがドドーンと張り出されてて存在感抜群だったのだ。1つ前はTSUBAKIだった。んで、今は「自動車税の納付はペイージー(?)でもできますよ」っていうどっかの行政団体の広告。納税の時期だからか、簡単に納付できるのでみんな納付しましょうっていう趣旨なんだけど、いかんせんこれ、普通のポスターをひたすら巨大スペースに並べているだけ。大学の廊下にあるサークル募集チラシがべったり貼付けられたのをそのまま持ってきたみたいなにぎやかさである。(大学のは結構好きだけど) なにがまずいって、いざ必要な情報であるという時にいかんせん文字が小さすぎる。立ち止まって読まなくちゃわかんないようなポスターなのだ。しかしここは地下鉄の連絡通路。ラッシュ時にはどんどん人が歩いてくるので立ち止まると明らかに当人は障害物と化す。ここの通路にはR25とかL25も山盛りで置いてあるんだけど、あれだってマラソンの走者が給水所を通過するかのごとく美しく、かつ1冊のみをゲットできなければモテリーマンへの道はまだまだ遠いだろう。っていうか、邪魔。せっかくそれなりの費用をかけて設置しているだろう広告なんだから、その場所に合わせた素材を用意した方が何倍も効果があると思うんだけどなあ。