食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

やったね!早稲田

 今日は六大学野球の優勝パレードだ。という事を出かける前のJ-WAVEで聞いたので、よし、あとでのぞきに行こう!と決める。

 幸い月曜日は授業もなく、今日の用事と言っても焼き肉であるからして、「パレードが来たら焼き肉屋を出て加わって歩いてけばいいかな」くらいに考えていたのだが「瓶ビールと中ジョッキはどちらがお得か」という話をしていたら気づけば19時半。外を見ると結構馬場駅に向かってる学生が多いな。まずいなー!と思ったが、まだ学生はいるだろうと思ってひとまず大隈講堂へ。逆流してくる学生を見ていると、提灯みたいなものをみんな持ってる。優勝記念のなんかかな。

 西門通りから大学に入って行くと、銅像裏で今年卒業したはずの友人(野球の応援が最前列で皆勤賞なので応援部とも仲良し)が立っていて交通整理をしていた。ふと講堂の方に目をやると、いるわいるわ学生の波!加わってみるとむわっと熱気がこっちにきた。ちょうど選手の挨拶が始まったところで、ラッキー。白井が「125周年の記念すべき年に」って言われてああそうか!と思った。やっぱ今年は勝たなくちゃいけない年だったんだなーとか。

 最後にはお決まりの校歌を大合唱して、スーツのおじさんとかと肩組んですっきり。大声で歌うってのは気持ちがいいもんだ。特に外だからかな。帰り道は商店街の定食屋が即席お祝い会場みたいになっていて、瓶ビールを片手にみんならっぱ飲みしていた。そして家に帰ってくるとニュースでは、「彼はこの時代の消毒剤のような役割を…」とか言っていたので言い過ぎだろオイとつっこみを入れつついい気分で今日も終わりそうである。

 パレードは車線を1本占領して練り歩くちょっと迷惑な行事ではあるけれど、サンバカーニバルだってデモ行進だってそうだし、自己表現の1つとして、いくぶんかの公共性みたいなものは持っているかなと思う。やっぱ校門がない大学として、地域と大学が一体になっているってのが感じられるので好きである(学生からすれば)。新しくなってゆく校舎とともに学生もものわかりがよく、スマートになりすぎることのないよう、こういう行事の度に思うものだ。