食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

うなぎワッパー

 バーガーキングが日本再上陸するらしい。前にうちの近くにもたまたま行ってたんだけど、ケッチャップの味よりは炭火焼の風味がして食べ物としてそこそこおいしいなあと思っていた。追加料金でお肉を追加して2枚とか3枚にもできるし(頼んだ事ないけど)。肉の代わりにうなぎワッパーなんて作ったらそこそこウマいんじゃないか?とか浜松帰りの身として思った。

 数年ぶりの新幹線でちょっとわくわく。掛川というところで降りたかったのだが、そのためにはのぞみではなくひかりでなくてはだめらしい。のぞみは超特急なので新横浜を出発したら名古屋まで止まらない、みたいな。新幹線の同じ路線でもそんなに差があるとは知らなかったので驚く。

 用事を済ませてから浜松に一泊。浜松駅前にはビジネスホテルは結構あるんだけど、やっぱり値段は空室と連動するのか曜日の生なのか、「シングル4500円〜!」とか書いてあっても日にちを指定して検索してみると6000円とかするのが多かったので、ちょっと冒険して「ビジネス旅館」という分野を開拓する事にした。利用者の声を見てみても、安いビジネスホテルは「値段の割には満足」とか「壁が薄いのは値段を考えたら仕方ない」とかある程度妥協した評価が多いのに対し、ビジネス旅館では「おかみさんの気遣いが身にしみました。また来ます。」とか「古いけどいい」みたいな満足した声が多かったのが特徴。旅館スタイルに抵抗がなければ満足するって事かなと期待。あと、できれば大きい風呂に入りたかったので、基本的にユニットバスなビジネスホテルはやだなーと思ったのも、ある。アパは大浴場があるらしい。

 浜松はブラジル人が非常に多い事で有名らしく、近くにある自動車系工場にもたくさんブラジル系の従業員がいるらしい。町中を歩いていても確かにブラジルっぽい人とか、スペイン語っぽい看板なんかがたくさんある。私の行く旅館「山水旅館」は駅から歩いて5分くらい。下町風情の一角にあった。近くの商店街(夜だから、全部シャッター降りててちょっとさびしかった)には私が内定している会社の営業所があっておっと思う。周りは「こうば」という感じの建物が多く、早稲田の裏道なんかを連想させるかも。山水旅館発見。

 いやー、なんか入り口が異世界への入り口みたい。旅館でおもしろいなーと思うのは、中に入ると結構入り組んで迷路みたいになってる事が多い事。山水も例に漏れず結構謎めいたつくりだ。これが楽しいんだけどね。階段上がったところの手すりが竜宮城みたいだとか思ったり。部屋は4畳半で頼んだんだけど、あれ?広くない?という感じだった。けどこれが4畳半らしい。一人暮らしするにも結構十分な広さだなとか思う。就職活動の学生が結構来るらしく、「あ、あの会社ねえ」と言われたりして和む。っていうか、ここの部屋自体、なんか外に泊まっているっていうよりは誰かの家に遊びにきたみたいな和みっぷりで変な感じ。100円で2時間のテレビとか、窓枠に腰掛けて外が見られるとか(温泉だったら風情とも言う)、ゴルゴ13が部屋に置いてあったりするところが、いいね。風呂は別に大きくないけどやっぱタイルの風呂ってのは気持ちがいいな。

 やっぱ夜飯はうなぎかなと思って外に繰り出したけど、どこも高い!そういえばうなぎって高級食材だったかな。でも、東京で食べても1000円でうなぎ丼ランチだし、2000円しないでうな重食べられるのになーとか考えつつ、なにも名産地に来たからって安いってわけじゃないんだという築地の法則を思い出す。そしたら偶然、1000円のうな丼を見つけたので入店。まあ、まあだった。お吸い物がすっごい出汁が出ててウマかった。本当はなんとかっていうめちゃめちゃおいしいひつまぶし屋があるらしいんだけど、高くて行けなかったので今回はうなぎを食べて元気を出すって事でOKとした。後で思ったけど、こちらのお新香とか付け合わせって味が濃いめなのかな。旅館のも少ししょっぱかった。その分ご飯が進む。

 ビジネスホテルってどこに泊まっても同じようなもんだけど、こういう旅館があるなら浜松に来たらここ!という楽しみ方もあるなと思った。当初、カプセルホテルに泊まってみたいなと思っていたのだが(外国人観光客に、珍しさで人気らしい 安いしね)、ネットで調べてみたところ浜松にはなさそうだという事が判明。その上で予約したのがここである。結果としては満足。「もう放っておいてくれ!」という人には向かないかもしれないけど、好奇心のある人なら快適に過ごせると思われる。

 山水旅館(浜松駅近く)


 おまけ:こういう小旅行の時に便利なのが「てぬぐい」。安いビジネスホテルなんかだとタオルがなかったりとかするんだけど、かといってバスタオルは持って行くにはかさばるし、使い終わったらかわきにくい。そこでてぬぐいである。肌触りこそバスタオルにはかなわないけど、なによりコンパクトだし、ハンガーに吊るして一晩干せばもう乾いている。らくちん! 応用で風呂敷と言うオプションもあって、普通ビニール袋に入れて分けて鞄に入れるものとか、風呂敷で包むとガサガサと音がしなくていい感じであると思った。

 手ぬぐいとか和風柄の ポンピン堂
 ここのTシャツが結構好き。


 おまけ2:浜松土産と言えば、「うなぎパイ」。うなぎの形しているわけでもないのになんでうなぎパイなのかと思ったら、うなぎパウダーが混ざっているらしい。せっかくだから工場見学でもしたかったけど、東京に戻って7限に出るという使命があったので見送り。工場見学は結構人気なようで、予約カレンダーも結構色がついている。すげー。

うなぎパイ工場見学

左が普通のうなぎパイで、右がうなぎパイVSOP
 しかし、商売としてお土産というのは値崩れがしにくいため、非常に良いなあと思う。だってどこで買ってもだいたい定価でしょう?有名な夜のお菓子うなぎパイの他に、高級ラインで真夜中のお菓子うなぎパイVSOPというのもあり、ブランデー風味のものもある。こちらは値段が2倍以上!なのになんなのこの軽さ!と思うびっくり度なんだけど、箱が金ぴかだし、とにかくこてこてに高級風をアッピール。買っちゃった。うなぎの肝も買いたかったけど、新幹線の時間があったので断念。

なんだかリンクだらけで宣伝ばっかになっちゃった。失礼。