食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

こんなとこにも、あら早稲田

 先日、用事があったので新しくオフィスビルみたいになった千代田区役所へ。入ってみてびっくり、中身もオフィスビルとひけをとらない清潔さと案内充実度。受付には常時人がいるし。2、3階が区役所スペースになっており、その他は合同庁舎の役割をしているんだとか。ここの9−10階が千代田区立図書館になっており、なかなかすごい事になっているらしい。今日の新聞では「書見台に本を置くだけで、その本の情報だけではなく関連する情報も表示する連想検索に対応。神保町の古書店街での在庫検索もできるようになっている。」というような記事が載っていた。古書店街との連携というのは地域活性化という面でとてもおもしろい取り組みじゃないかな。古本屋が在庫検索にどこまで正確に反映させてるかは謎だけど。古本屋自体は、なんか適当な感じがすごくいいんだけど、情報を検索している側としてはやはり正確な情報が得たいというのも本音。まあ、行ってみたら欲しい本はなかったけど、買う予定のなかったこんな本見つけて買っちゃった。みたいな楽しみ方ができればいいなと思う。千代田区の図書館は、ここ以外にちいーさいのが3つくらいあるんだけど、場所によって22時まで開いているのが特徴。区立の図書館にしてはかなり頑張ってるなと思う。そしてやっぱり便利である。この図書館も区内在住、在学、在勤とか関係なくカードを作れば誰でも利用できるという点からも、図書館自体をもっと利用してもらいたいという想いに基づいているのだろうと感じた。がんばれ図書館。

 んで、ここを出るとビルの前にはなんか竹がちょっと生えてるところがあって、その中に、あれ?なんか見覚えのあるものが。と、まあこんなところに大隈講堂があったのである。

125周年の記念に千代田稲門会と早稲田大学が作ったらしい。なかなか今のところはきれい。この場所にはかつて8年間だけ大隈重信の家である雉子橋邸がおかれ、早稲田大学の前身である「東京専門学校」の本部もあったんだとか。へ〜ってな事が石に彫られている。ちなみに、この新ビルが建つ前は確か同潤会の超オンボロアパートが建っていて、友人が住んでいたなあとか思い出す。この石の時計台の時刻を見て、にやり。