食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

やってみよう原始生活

 4月からサラリーマンとして(あえて社会人とは言わぬ)働く事になりそうな感じになってきて、サラリーマン生活ってどんなもんかと色々本を読んだりしてみてるんだけど、結婚すると配偶者手当があったり、厚生年金て3万円もするのか!と驚いたり、知らない事だらけである。年金も学生時代に延納していたのも払うとなるとさらに1万5千円近くのるし、楽じゃないな〜 たぶん。

 で、寮に住む場合と借り上げ社宅(普通のマンションとかアパートの場合が多いらしい)の場合って住む環境違ってくるなあとは思ってたんだけど、ふと思った。家具ってどうなんやろ? 寮ならベッドと机はあるだろうし、共同でも台所みたいなのもあるだろうし、生活に必要なものは一通り揃ってそうなイメージ。借り上げの場合、洗濯機とか冷蔵庫とかレンジとか買わなくちゃいけなかったらどうしよう!!
なんて心配をしてみた。前に不動産屋でアルバイトをしていた時は3月末が近づくにつれ「冷蔵庫と洗濯機を引っ越し先に持ってくのは大変なので、引き取ってもらえませんか」という問い合わせに対して「粗大ゴミセンターに聞くか、明治通りにあるリサイクルショップに聞いてみてください」って答えをしていた。捨てるにもお金をとられるんだから、うちで無料で引き取って、新入生の市価の半分くらいで売れば結構なサイドビジネスになるんじゃないかなあと思っていたけど。不動産、特に賃貸部門は手数料ビジネスなので、こういうものを売る商売って直接利益になるからいいと思うんだけどな。イメージもいいし。CSRぽくて。

 そういえば、バンガロールに留学していた頃は冷蔵庫も洗濯機もなかった。最初の半年はテレビさえなかった超原始的生活であった。コンセントを使う機器といえば、携帯電話くらい。あ、あと電球か。

 冷蔵庫は買うには買ったんだけど、使い始めて3日で冷えなくなり、中に入ってた牛乳とかバターがどろどろになっちゃって店に苦情を言いに行くと「わかった、すぐ行くから待ってて」と言われ待ち続け、修理の兄さん(徒歩5分のところにあるお店にいる人の1人)が来たのは3日後。ちょっと見てから「あー、持って帰らないと無理だわ。今からトラックよこすから。」といってトラックが来たのがこれまた3日後。催促に催促を重ね、修理完了の冷蔵庫が届いたのは2週間後のお話。さて、これで冷えたビールが飲めるなあ!と思ったのもつかのま、翌日にはまた冷えなくなってしまった!なんなのこの冷蔵庫。いやがらせ?!と思ったけど、めげずにまたトラックを呼ぶ。冷蔵庫を運んでもらったところで気が変わり「冷蔵庫がなくてもやってけるんじゃない。冷えたのが必要なのってビールとバターだけだし。ビールは飲む前に買ってきて、バターはなくても我慢すればいいや。」という結論に至り、結局返品してしまった。

 洗濯機に至っては買ってもおらず、他のインド人家庭がやっているように、1つ1つ真心こめず、手もみ洗いである。でもこれ、3日に1回くらいのペースなら、10分くらいで終わってむしろ楽なのである。あくまでも一人暮らしで、着るものが毎日Tシャツって場合だけど。

 最近こういう事を考えていると、「俺どこでも生きてけそうだな」なんて強気になってしまうので危険だ。実際ものすごい荒れ地とかに放り出されたら泣きそう。