食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

覆面調査官 キャンパスツアー編

 最近飲食店の覆面調査官なるものが知名度を得てきたようで、こないだはラジオでゲストに調査官の人が呼ばれていた。確か結構有名なレストラン本かなんかを書いてる人だったっけ。で、私はとある人に依頼されて今回大学のキャンパスツアーの覆面調査官をやってきた。ツアーは文キャンと学生会館をめぐる文キャンツアー90分である。大学で無料で開催しているもので、主に大学を志望している銃剣製の割合が高いみたい。けど、在校生の親とか、OB/OGというのもそこそこいるらしい。


 10:30に学生会館ロビーに集合してツアーへ。今日は高校生ばかり10人くらい。そこにまぎれられるのも童顔の利点だな〜と思いつつ出発!ちなみに出発前に配られたお土産は、入学案内とチラシとボールペンと卓上カレンダー。タオルくらい入れてくれたらいいのに〜 出発前に配る割にはツアー中全然使わず、歩きながら「この辺はツアーです」というのが分かるくらいでどっちかっていうと、解散時でいいのになと思う。


まず学生会館を探検。いきなり茶室に案内された。知らんかったなあ、結構しっかり作られている感じ。たたみの匂いなんてしさしぶりだー。実際にお茶をたてるわけではないけど畳に座って解説を聞く。学生会館もいくつか知られざる見所があったりしてそこそこおもしろかった。


 続いて文キャンへ。感心したのが、ガイドがおそらく個人個人で工夫しているんだけど、大学の事を分かりやすく理解してもらおうという努力がかいま見られる事。主に紙ベースの資料をファイルにまとめていて必要に応じてそれを利用して説明するんだけど、例えば自分の時間割を系統別に色付けして「5万人学生がいてもこれと全く同じ時間割の学生はたぶんいません」と言って、時間割を自分で作る事を説明したり、新生文学部と文化構想学部の専修、専攻を一覧にしていてどんなことを勉強するのか簡単に説明してくれたり。やはり受験生が多いので、大学の事を知ってもらう事に重点を置いているみたい。ちなみに、このツアーには福岡とかからきた高校生もいて驚いた。午後は明治大学に回ったりもするらしい。


 文キャン内をぐるっと一周して終了。最後の方は六大学野球の話とか、ガイドが思う早稲田の魅力とかをさらっと話して解散。解散後もいくらかの高校生が受験勉強方法など質問していて、親身に答えてあげていた。ガイドになるには1ヶ月くらい研修して何度か模擬ガイドをチェックしてもらってからデビューするという、訓練があるらしい。学生だけじゃなくて年配の人、外部の人も相手にするという事で中途半端じゃだめなんだろう。もう卒業した友人がガイドをやっていて、「全員でディズニーランドとか行くくらい」仲が良かったそう。ガイドをすることで色んな早稲田に関わりがある人に会えて、きっと楽しいだろうなあ。興味がある人は申し込んでみるべし。


 ちなみに、私としては「受験生にまぎれこんでしまえ」と思っていたんだけど、キャリアセンターの説明をしているところで唐突に「この中で早稲田を受験したいなと思っている受験生の方はいますか」と言われて手を上げそびれ、あちゃー。連れの受験生に笑われる。しかも「えっと、早稲田とはどんな関係で?」と聞かれてしまったので「在校生」と答えてしまった。ああ、恥ずかしかった!けど、受験生にも在校生にも気を使ってか、コミュニケーションをしてくれようとするので非常によい気持ちで過ごす事ができた。