映画館の標準化

　こないだ映画を見に、たまたま川崎に行ってきた。シネコンがいくつかあるし、見たい映画やってるだろうなあという安易な考えだったんだけど、これが大間違い。全然やってない！いや、正しくは３つのシネコン(TOHOシネマズ、１０９シネマズ、チネチッタ)はそれぞれたくさんのスクリーンを持っていてちゃんと上映はしてるんだけど、この３つのシネコン。驚くくらい上映作品が似通っているのだ。ハリーとかハリーとかハリー日本語吹き替えとか。

　シネコンが増えて「街の映画館」といった感じの映画館が消えてゆくのは寂しいけれど、これが今の楽しみ方なのかなという気はする。が、せっかくある地域でスクリーン数が２０を超えているのに上映作品が似たようなもんばっかなんじゃ意味ないよなー。これから渋谷とかによくある単館系はますます貴重になっていくんだろう。