食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

な〜つやす〜み〜(井上陽水)

 さて大学生活最後の夏休みがもうすぐ終わる訳だけど、社会人になった友人は皆口を揃えて「無理矢理にでも遊んだ方がいいよ!」という。それはやっぱ働きだしたら遊ぶ時間なんてないっ!て事なんだろうけど、やっぱ学生気分から抜け出していない私は実感として分からない。普段は昼間バイトして夜大学行ってみたいな生活をしているけど、バイトはバイト。夏休みと春休みはだいたい1ヶ月とか2ヶ月とかドカンと休んでパーっとお金を使ったり、お固いところなら「やめます」という会社も1つあった。さいわいにも普段真面目にやっているので「いってらっしゃい」と長期間休ませてくれる会社に恵まれたので助かった。


 けど、確かにお盆休みと正月休みしかなかったらやっぱりどっちから実家に帰るし、お盆休みなんてどこにも出かける気おきないよなー混んでるから。なんて思う。となると、60才まではもう海外旅行なんてほぼないのかー!と思うと窮屈な気分。今、旅行先を選ぶ時に考えるのは「あの人がいるから」というのが大きい。確かにインカ帝国を見にマチュピチュだってすごく行きたかったし、アンコールワットだって見に行ってみたかった気はする。けど、予算と時間の制限の中で何を優先すると言えば私は「人」だ。今まで私と出会って励ましてくれたり、楽しい時間を過ごしてくれたり、なんであれ思い出の1つを形成しているわけで、例えその人自身を私がはっきり覚えていなくたって、私は一度でも私とあった事ある人全員に「ありがとう」と言ってもよいと思っている。その中でさらに私と連絡を取り続けてくれている人がいるのは本当に感謝である。で、せっかく旅行するってんなら会いに行こうじゃないのよ!というのが今の気持ち。


 それは旅行先で知り合った人だっているし、逆に蔵王スキー場で会った人だっているし、留学先で会った人だってそう。ッテな事を考えていたら結構行くべき場所ばかりで、とうていあと半年(現実的には最後の春休みだけ)だけじゃ足りないなーと思う。だから今からどうスケジュールをやりくりするかは大問題だ。それに考えてて楽しいしー。例えば、ドイツに行くのにアエロフロートが安いけど、あの乗り継ぎ地獄を味わうくらいだったらちょっとは言葉も分かって大胆に行動できる中国国際航空で北京乗り継ぎで遊んだ方が楽しめかな、とか、インドに行くのにこないだ事故ったチャイナエアラインが今すごく安くて、台湾って小さい頃に行った事あるだけだったし、ソフトクリームがおいしかった記憶があるな〜、でもアシアナで行けば韓国でも遊べて、しかも友人と会えるしいっせきにちょう!けど、3万円も高いやどうしよう。と思ったり。


 私の会社は入社式もないし、内定者懇親会(いわゆる飲み会)もないし、入社前の研修もない。「学生時代を謳歌してきて下さい」と言っているだけに「その分、入ってから遊ぶ時間なんてないからね」と言っているようにも聞こえる。でも、成績発表と演習登録と1次登録の日時を知らずに過ごしてしまった私には果たしてそんな余裕はあるのだろうか?!