食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

初めてのホングコング3 ベタに夜景でも

 友人に無事に会い、「なんでそんなに荷物がデカいのよ!!」と絶叫され(2人ともバックパックで行けばよいものを、私はもらったばかりも皮のスーツケースを使ってみたくて、友人は母親に買い物をたくさん頼まれて巨大スーツケースを持参)、まあかといってどうしようもないので週末の混雑したショッピングモールにあるレストランへ向かう。


 週末はどっぷりこの友人の家に泊まって観光案内してもらうわけだが、これが疲れるのなんの。まあ確かに地図を片手に右往左往するよりはるかにらくちんなんだけど、本当に色んなところに「ひきずり」まわされるし、案内する本人がすごく張り切っているのでこちらもリアクションをオーバーにしたり話し続けたり、あまりつまらない顔はしにくいってわけで。エッグタルトがこんなぷるぷるした、玉子の味がするものだとは知らなかった。


 香港でおもしろかったのは、ピークから見る夜景と、秋葉原みたいな電脳街の2カ所か。電脳街は町並みもローカルなので食堂も庶民的だし、揚げパン(中華圏の朝飯といえばこれって感じと思ったが、庶民の食べ物。友人はセレブなので食べないらしい。毎日ドーナッツを食べていた。)もあった!本土で食べた時は味がなくてペッて感じだったけど、こちらは味があるのも味がないのも油っぽくなくておいしゅうございました。
 ピークから見る夜景はまあキレイってことなんだけど、他の夜景と違うのは、夜景の対象物がやたら近いこと。ピークは要するに丘で、その上から海に向かって夜景を眺める。しかし、丘も勾配が急でちょっと先には同じくらいの背丈の高層ビルがニョキニョキ。そしてもうちょっと向こうに行くと広い川程度の海があり、その反対側にはまたビルやらが立っている.目を凝らせば人が何をやっているのか見えるような、そんな近さだ。これはなかなかきれいだった。海から見る景色はまあ、普通。毎日20時に両岸でビームショーがあり、これは毎日やるレーザービームショーとしては世界一だとかって書いてあった。


 またオクトパスというパスモみたいなのを買うと公共機関にとても安く乗れるんだけど、香港と言えばその海の渡し船とトラム。トラムがこれまた細い〜。こんなに居住性の悪い狭い乗り物が未だに都心部を足として走っているというのは不思議だ。でも、観光客としてはかなりスリリング。何がスリリングかというと、結構な頻度で来るトラムが駅で詰まったりするんだけど、それが30センチくらいの間隔しか開けずに停車するのだ。神業。いや、近づきすぎて非常ブレーキかかるのに頼ってんのかな。でもこのボロさだから間隔感知器とかついてなさそう。また、まだ道路に張り出した看板は健在で、なかなか夜はきれいだった。