食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

初めてのホングコング4 マカオにつ〜い〜た〜


 カラオケでオールをするとよく「金太の大冒険」というお下品な歌謡曲をよく歌っていたなあと思うんだけど、マカオといえばまあそれくらいでしか聞いた事無いな〜という感じ。だけど、香港の友人が「マカオのカジノで20ドル買ったわ〜」というかわいらしいことを言っていたので、行ってみる事にした。何より、その友人が泊まっていたVenetian Macauというホテルがすんばらしく巨大で、ホテルの中に川があってゴンドラに乗れたりするらしい。すご。カジノといえばアメリカはラスベガスだけど、今は断然マカオらしい。カジノ売り上げはラスベガスを抜き世界一らしい。アメリカはアメリカ人以外はアクセスが遠いけど、マカオだったら大陸からもすぐだし、アジア圏からはとても近い。香港からフェリーでたったの1時間だし。


 マカオに行く場合、ヘリコプターかフェリーが選べる。ヘリコプターは一人130ドルくらいで15分とかで着くらしい。速いな〜、一度乗ってみたいもんだけど1万円も払う価値はあるかわからない。対してフェリーは134HKDなので片道2000円程度か。帰ってくるのは5HKDくらい違う料金設定らしい。フェリー乗り場で切符は簡単に買える。20分毎くらいに頻繁に出発しているので行ってから買えば1時間以内には出発できるだろう。アッパークラスならだいたいすぐ乗れるようだ。週末の場合は、帰りの切符もとりあえず17時頃のチケットを買っておき、それより前のフェリーには当日すぐ買えられる。予約した時間以降への振替はできないようなので、遅めの券を確保しておくのがよいようだ。ちなみに、先日ものすごい濃霧で、この船が海上で衝突したらしい。こえー。シートベルトはやはりどんな乗り物でもしておくべきですな。フェリーでも高速バスでも、もちろん飛行機でも。いまだにベルトサインが消えたらシートベルトを外す人の神経がわからない。あんなのゆるゆるにでも閉めておけばいいのに。そうすればベルトをしている事を忘れるくらいの快適さは得られるし、乱気流に巻き込まれて天井に頭をぶつけて出血なんて事はまぬがれるはずだ。まあ、中途半端に浮くので腰がやられる可能性はあるけど。


 マカオのホテルは飛び込みで、と考えているならば、香港側のフェリー乗り場にたくさん旅行代理店があり、ここで当日空室があるホテルを安く斡旋している。だいたい1万円以下だ。たくさん旅行代理店がある割にどこも値段は統一しているよう。さすがにVenetian Macauのような所は高いけど、中級クラス★4つくらいなら1万円弱。あとは場所で選べばよいだろう。旅行代理店の人に「お勧めはどのホテル?」と聞いたら値段表を渡され「全部」と言われた。あは。


 マカオポルトガル領だったので、建物の雰囲気が結構いいらしい。と思いきや、ホテルがある周りはカジノだらけなので、むしろ夢の国のよう。悪い意味で。とても変な形のホテルがうじゃうじゃ。あー、カジノっぽい!という感じ。建築家としても、こういう遊べる設計はとても楽しいだろうなー。大手町のビルなんかを設計するのにこんなビルが絶対つくれるわけないし。その前に建築法とかそういうのにひっかかるだろうけど。


 一番有名なのはCASINO RISBOAという所だけど、その隣にはGRAND RISBOAがオープン。これがひときわ目を引く。そして本場ラスベガスの大御所MGMも先日ホテルをオープンしたばかり。地震がきたら壊れてしまいそうなビルばかりだ。これらのホテルで驚くのは、外壁掃除とか、建設工事の途中の高層部においてさえ、足場に竹が使われている事。信じられん。サーカスみたい。香港は暑いから、特に夏場は鉄の足場じゃお話しにならないとの事。熱くて触れなくなるらしい。下の写真で、上からひもがたれて、窓ふきのゴンドラがぶらさがっているのが分かるだろうか。ちょうぶらんぶらん。


 カジノに行くならいくつか見たけど、楽しさではVenetianがお勧め。とにかく広いし、きれいだ。ジュースもただで飲めるし。ゲームの種類も豊富。RISBOAとかは小さいけど、雰囲気は昔っぽい。マフィアのおじさんが似合う感じ。Venetianは若い人向けかな。競馬や麻雀に比べ、どのゲームもルールが簡単なのが特徴。ちょっと見ていればやり方が分かるので、気軽に参加できる。


 注意すべきは、1:テーブル毎に最低掛け金が決まっている。あまりメダルを持っていないのに500HKD〜のテーブルに座ったりしないこと。
 2:全てのやり取りは無言で。別にしゃべってたっていいけど、バンカーに対しては全てジェスチャーで行う。メダルの好感とか、カードをもう1枚ひくとか、ここでやめるとか、そういうのは他の客のジェスチャーを見て覚えておくとスムーズ。
 3:あまりに楽しくてお財布が空になっても、帰りのタクシー代くらいは残しておくこと。