食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

やらねばならぬはずなのに

 第一回早稲田大学世界学生会議なるものが開催されるらしい。なんじゃらほいと読んでみると、「様々な機関によって用意された留学プログラムにより留学を経験する場はあっても、それを終えた後に留学で得た経験を大学内において生かす場が非常に少ないということです。/この度の早稲田大学世界学生会議は、早稲田大学の学生が討論を行う場としたいと思います。また、ひいては将来的な展望について国際人としての道を模索したいと思います。」とのこと。

 これだけ留学生を海外に送り出しておきながら、その経験を国なり地域なり家族なりに「還元する」という考え方がそれぞれの機関と学生に足りなかったのではないかと思う。送り出して「私の大学は国際的です。」とでも言えば学生が集まってくれるだろう、みたいな。最近の学生は起業をしてみたり、NGO活動をしてみたり、フリーマガジンを発行してみたりと、大学の域を超えて世界レベルで活躍しているのも珍しくない。けど、その留学しましたとか、社長やってますとかっていう「肩書き」で自分を認識してもらうだけではなく、その経験から学んだ事を還元し、周りに影響を与えてゆくという点は、まだまだ発展途上かなと思う。国際教養学部なんて、もともと英語しゃべれる日本人が大学入って、おもしろそうだからスペインへ1年留学(だってカリキュラムだもん)して、あ〜楽しかった。なんてことになりかねない。要するに自分が楽しいからとか、自分が儲かるから、という点に色んな目標が集中しすぎているんじゃないかと思う今日この頃。世界学生会議なんて、なんだか名前ばっかりすごそうだけど、有意義な時間になればいいものだ。


 で、暇な週末にはこんな映画はどうだろう。どこかで見覚えがあると思ったら去年の東京国際映画祭のエントリー作品だった。私は見に行ってないけど。インドで生まれたインド映画は一般に娯楽性が強いと言われ、歌と踊りばっか、って庶民が見る映画はそんなんばっかりだけど、外国人が作ったインド映画だから、おもしろおかしく見られるのではないだろうか。と予想。

ダージリン急行