食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

仲良きことは美しきかな?


 ひっさしぶりにパソコンがインターネットにつながった!うれしいなあ 嬉しかったけどメールを受信する以外に特に急ぐ用事はなかったので、Heroesの続きを見た。レンタル屋では3枚目までしか旧作扱いではなく、新作で借りると2泊くらいしか借りられなくて下手すると見ないで返却ってのもありえるからなー。と思って続きを見ていなかったのだ。しかし、アメリカ英語はなにいってんのかわからん。英語字幕が欲しい。



 ところで会社人になると土日の過ごし方は非常に大事になってくる。うちの会社は建設業だから現場勤務になれば土曜日も出勤だからなおさら。で、デートとかでどっかに繰り出してもいいんだけど、疲れが取れないまま帰って来ても月曜日からが辛いからじゃあ1日寝てようかと思ってもなんか1日すぎるのあっとゆう間で損した気分にならなくもない。時間がありあまってればゴロゴロしながら1日中本読んだりってのが理想なんだけど。


 どこにでかけるにも土日しかないので、かねてから行きたかった武者小路実篤記念館@仙川かつつじヶ丘に行って来た。大学時代に武者小路実篤の本を何の気なしに買って、その後ポエマーになる!とかいって勉強を(ちょろっと)始めたきっかけにもなる、私に取って重要な人物である。この人は小説もいいけど、詩とかエッセイ?が特に好き。とっても正直なのだ。「●●ほど世の中に憎いやつはいない。ものすごく絵がうまいのだ。」みたいな。どのくらいうまいと思っているかがとても伝わってくるような感じ。


 で、仙川から歩いていったんだけど、これまたへんぴなところである。住宅街にいきなりある。とても静かな。で、実篤記念公園はあったんだけど記念館の入り口が見当たらないから公園の入り口の人に聞いたら、公園の地図をくれて「ここの坂を下ってトンネルをくぐって池があるからそれを半周してまたトンネルをくぐるとありますよ」ってまるでちょっとした冒険のように話してくれた。


 今やってる展示は「実篤 美術へのまなざし」といって、彼が愛した画家の作品と実篤の批評を並べて展示したものだ。画家の作品はだいたい複製だったりするけど、ここでは本物かどうかが問題じゃないし、いろいろと本や詩集で見た作品の批評が、ここにそのもの絵と一緒に楽しめるというのはよかった。あまり広くないのもいい。奥の方には「実篤にチャレンジ!」といって、実篤っぽく野菜の絵を描くという企画の作品を展示していた。「あれ?この人すんげー実篤っぽいな!すごい子ども!」と思ったら、別に子どもじゃなくてもいいらしい。名前を見たらすごい達筆だったし。入館料200円で結構相応に楽しめる。お土産もそこそこ充実。限定のクッキーとかチョコレートとか作っているらしい。かぼちゃの絵のストラップはなかなか素朴で欲しかった。

 おまけに、実篤は新しき村というのを作って、ユートピアを実現しようとしていたらしい。しかも、彼亡き今もその志を受けついで村が存続しているらしい。どんだけ田舎なんだか四国とかかな〜と思ったら意外や意外。おとなり埼玉県は毛呂山(もろやまと読む。けろやまじゃない。以前電話で間違ったことがあるので覚えたのだ。)にあるとか。近いなー。



 さて、記念館に至るまでの冒険で実はヒカリゴケというものを発見した。環境のきれいなところにしか生息しないそうでとても貴重らしい。まあ、この公園確かに木がにょきにょき生えてるし自然はたくさんだけど、特にきれいって感じはしないけど。。。。でも、せっかくなので看板の有る方へ歩いてみたら、まあ確かにコケだらけだわなー、どうせ光るのって夜だから今は見えないんでしょ?と立ち去ろうとしたそのとき!!!


まばゆく輝く黄金!もといヒカリゴケ!!!
ちょっと節操なさ過ぎだろ!!アメリカ人好みなギラギラ光るヒカリゴケでした。たぶん。

武者小路実篤記念館

新しき村