食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

もしもボックス、もしもお酒の無い場所に生まれたら

 酒は好きだけど、そんなに量は飲まない。どちらかといえば、その雰囲気が好きだからっていうくらいだ。
でも、日本の会社世界では他に話題がないってのもあるけど、新人に対して「酒は飲めるの?」と聞かれ「飲める」と答えれば嬉しそうな顔をされ、「苦手です」と答えればちょっと困ったような顔をされる。女の子に対してはよりあからさまである。酒を飲まなきゃ積極的に会話できない不器用会社人の性質か。


 仕事が終わってからも、ちょっと行こうかなんて言われたら断る訳にもいかず、本当はかえって洗濯済ませてゴロゴロしたいのにいいいいいいいとか内心で思いながら、1時くらいまでわかなんない仕事の話にうんうんうなづきながらとりあえず食うもの食って飲むもの飲んで腹を膨らませ、10秒で眠れる体制を整える。今日は起きた瞬間から眠るその時まで、仕事が抜けない1日だったなあなんてことを考えながら最後の一滴を飲み干す。


 もし、ここがインドやらのようにお酒を飲む事がメジャーでない場所であったなら、仕事後の自分の時間はどれだけ充実していただろう。
と思いながらも、夏のビールはやめられない。